King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

キューバETL

2011年12月02日 10時22分38秒 | 日々のこと
今朝の珈琲はキューバです。

日本人にはなじみの無い豆かもしれません。

とはいえ、日本人にはブルマンとかハイチとか
中米でも大陸でなくて島の珈琲の方がメインで
入って来ているのです。

それは主に珈琲最大消費地のアメリカやドイツ
などが先に中米の主要産地の豆を買ってしまい
残った高級豆がたまたまブルーマウンテンとか
社会主義国のキューバとかだったのではないかと
思われます。

その買い負けての結果、それでも探した味が
英国御用達のジャマイカでほとんどが日本に入って
来ているそうです。

英国御用達とは日本の商社がつけたコピーですが、
日本人は皇室とか御用達とか錦の御旗が好きで
ブルマン神話が出来たわけです。

そんな中米の豆もここのところハリケーンやら
地震や政変やらで平和に珈琲のできを語れる
ところで無くなり、いつの間にかスペシャルティ
コーヒー等というものが開発されました。

最近は、機械で煎れる派と一杯づつ手淹れの
人と別れて来ているようです。

全自動コーヒーマシンとか家庭用エスプレッソ
マシンなどが出てきて、それに耐える豆が求め
られているようです。

そうなるとこのキューバのETLなんかあまり
お呼びでない豆かもしれません。

普通のドリップマシンで淹れても十分においしい
のですが、普段からマシンのところに行けば
おいしいコーヒーができたてであるという環境の
人ならこの豆は選ばないかもしれません。

試飲していく人が喜んで買っていく豆ですが、
全ての人が一杯づつ手で淹れる派ではないはずで、
うちで飲んだときにあれとなっていないか少し
心配です。

マシンでがぶがぶの人にはニカラグアかなあ。

でもそんな人にはたまにはキューバを飲んで欲しいけど。
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