King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

冬の散歩道

2011年12月13日 10時11分34秒 | 日々のこと


久しぶりに我ランニングホームコースのミューズ
パークを訪れました。

山の上は寒いのか日影はまだ雪がありました。

師走のせわしさやあわただしさはまったくありません。

そして、驚いたのはここにも東日本大震災の爪跡が
ありました。

軽食コーナーのある野外コンサート場の脇にある
施設の天井が崩落してネットで覆われていました。

秩父では、文化体育センターのアリーナの天井が
同じく崩落し、市役所が崩壊と伝えられました。

市役所は確かに窓ガラスが所々割れていますが、
建物は建っています。

建て直すのどうのとずっと使われずに放置のまま
になっています。

最近、何でもこんな感じなのが秩父のような気が
します。

お年寄りの愉しむ浴場とカラオケの羊山センター
なども春に施設の老朽化のため閉鎖され放置の後、
風呂以外の再開がありました。

同じく、大滝の温泉施設も閉鎖のままと当初すぐ
やる課などを作り何かと早く対応することを目標と
していたらしい行政サービスも実は全体的に今まで
よりもったりとした印象です。

市役所さえまだどうともできないような有様で、
東北の被災地なども復興などまた先の先なのも
押してしるべしです。

国会では、公務員の人件費削減や国会議員の削減案
など先送りになった法案が目白押しと内閣支持率も
低落とまたぞろいつか来た道になりつつあります。

それなのに、野田政権は税と社会保障の一体改革
として、消費税増税に積極的です。

民主党の目玉政策として成長戦略とか政治主導とか
改革に拍車がかかるはずでした。

ところが、パフォーマンスのみの仕分けにはじまり
何も実効性のあるものはなく、ただのばら撒き政策
で、景気はちっとも上向くこともなく推移しています。

それでも、まだそのバラマキを続け、増税につき進む
さまはとんでもない方向に進んでるように感じます。

あまりしられていないばら撒きのひとつに文化財の
補助金があります。

最近やたらと古代史の発見とか発掘のニュースが
ありましたが、日本各地の祭りが復活したり、修復が
進んでミシュランが星を付けたりしているのも、それら
に今まで以上に予算配分がされているからです。

これはかつて古里創生資金として地方にばら撒いた
一億円と同じ飴の類です。

しかし、大阪のダブル選挙で注目されたように地方の
改革のように赤字を減らす為には大胆な行動力のある
リーダーが必要で、たまりにたまった無駄を地方から
中央まで削減し戦えるダイエットが各地に必要に思えます。

秩父の停滞や衰退も使われずに放置の市役所と何事も
もたつく行政に現れているようです。
コメント
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