King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『ミッションインポッシブル4 ゴーストプロトコル』観た

2011年12月19日 12時51分36秒 | 映画
前回の映画鑑賞時の予告編からこれは楽しみにして
いました。

このシリーズは宙吊りや高層ビルでのアクションが
つきもので、変装や裏切りといつもながらのお話です。

これをもう絶対無理、絶対ありえない荒唐無稽な話と
拒絶するのもよし、すっかり楽しんでしまうのもありと
思います。

だいたい組織がIMFってのがふざけすぎではないのかと
思ってしまいます。

架空の組織ならもっとそれらしく偽装と創作をうまく
して欲しいものだとふと思いました。

この経済危機の状況でIMFがなくなってしまうというのを
映画で聞くのもなんかギクッとしてしまいます。

それにしてもこのスパイ大作戦の映画版では、いかにも
下請け的なスパイ活動で、指令を受けてテープが自動消滅
するというのがテレビでのひとつの名物シーンだったわけ
ですが、様々オマージュとおふざけが加わっています。

そもそも、最後の4人というのも世界を救っている人たち
のことを本当に組織もなく国家的裏づけもない正義と超人
的な人間の体力勝負で守られているのかとふと不安にも
なります。

様々なハイテク機器によるスパイ活動ですが、それがどれも
時々誤動作して最後は体力と土壇場の知力の勝負となり、
映画独特の追っかけやらとなるところが映画らしいところです。

ペンジーがエージェントで現場職員になっているにのハントが
びっくりするシーンがありますが、なんとなくぴんと来ま
せんでした。

うちに帰ってきてトップギアをみるとそのサイモンペグが
ゲストででていてびっくりです。

イギリスでは人気のコメディアンであり、脚本家だと
しりました。そんなことでこの映画も脇役の重要ポストを
得たのでしょう。

でも消滅してしまった組織なのにまた指令が来てという
この謎の組織はどうなっているのでしょう。そもそも、
組織の長が裏切るというのは毎回このシリーズでは繰り返す
テーマであり、設定としては交通局の職員という設定が
なぜビルを飛び回って世界中に行くという行動も無理がある
と思われます。

通常スパイは世界を飛び回る必然性のある職種の人が当然
偽装しており、裏の仕事があると簡単にわかってしまう
平凡すぎる外面は却って逆効果なのです。

さらに、前回で一線を退いているのを無理やり復帰させたもの
だから今回はいきなり、刑務所の中といういきなりの設定で
ロストのソーヤが出てきたもののあっけなく殺されてしまう
などものすごいスピード感です。

その勢いがあるからまあ無理無理な荒唐無稽さも薄れるので
しょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする