懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

藤澤センセイ・・・

2013-04-14 10:33:46 | Weblog
皐月賞。藤澤先生に勝ってほしい。

でも。

コディーノは、来ない気がする・・・。
ど~する、皐月賞。

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あたかも、劇場のように

2013-04-14 01:47:51 | Weblog
★浅田真央、最後の『白鳥の湖』。

劇場で、バレエを見てるような錯覚に陥った。
いつも、『独りの白鳥』だと思ってた。
コールド・バレエも、王子もいない。

今日は、彼女の周りに、観客が見えた。
でも、彼らが王子の心で彼女を見ている、というのでもなく、あくまで観客。

最後まで、『独りの白鳥』で、王子様のいないオデット姫だった。

チャイコフスキーの音楽を、最後の1回まで、とてもよく表現してくれて、そこは凄く嬉しかった。

最後まで、白鳥姫の「不安」を感じさせる白鳥でもあった。

演目の音楽は、バレエの第3幕、黒鳥の場のグランフェッテ・アントール・ナンの所で終わっている。
テレ朝が、演目の紹介コーナーで、今回は、その後の最終幕の愛の勝利のフィナーレの音楽(ハッピーエンド版の方の。)を流してくれた。

最後は、姫と王子が結ばれて、めでたし、めでたし。
そんな終わり方を願った番組の編集も、演技は、回転不足の3Aで、不安な心のオデット姫のまま、舞台は、幕を閉じた。

演技後、降るほどの大量の花を貰って、胸に抱きレベランスする姿は、浅田選手の箇所だけ、劇場で踊ったプリマのカーテンコールを見ているよう。

独りの白鳥。良くも悪くも、今の、「アイドル」・浅田真央選手の属性を、象徴する舞台だった、と思う。
妄想レベルですが、”王子様に出てきて欲しいなあ”、と思ったことがあった。

五輪後、引退、ですか。良いんじゃない?年頃の女性がやることを、色々やれば。恋愛とか、さ。

本人は、最後はジャンプのことで頭が一杯だったでしょうけど、チャイコ「白鳥」の音楽を、毎度毎度、豊かに感じさせてくれた、氷上の『白鳥の湖』。
同じ音楽で滑っても、それが出来る人は滅多にない。
3Aは残念でも、その点は堪能しました。多謝。
by「白鳥」フリーク。

★いつもながら、「眠れる森の美女」は、オーロラ姫の暢気さ、天真爛漫そのもの。これも見納めなのか?似合いすぎピンク衣装も含め、これで終わりが勿体無い。彼女は上手だけど、失敗してもなりきりオーロラ姫ぶりに、毎度見とれる。

★SP1位のソトニコワ選手は、少女だけど、「バーレスク」の時、色っぽい、って思う。
選手として優れてるだけじゃなく、こういう少女期の中間的な色気って、目が離せない。

★やはり、この時期の開催で、今日は、ペアのボロソジャル・トランコフとか、女子のジ・ジュン・リ、その他、いつもはミスが少なめの人も、軒並み、らしくないミスを連発。

大会のあり方として、疑問は残った。試合のレベルは、高くはなかったし。見てて面白くないわけじゃ、ないけど。

またフィギュアで国別対抗戦、というのも、どうかと。
この競技は個人戦で、最後は孤独で厳しい、自分との戦いなんじゃないかと考えていて、そして、浅田選手の演技見て、この結果だと、そう思わざるを得ない。

皆で、チームで、という発想には、賛成しかねる。

国別だと、有力選手が少ない国の選手が損しちゃうし。むしろ、各国選手の文化が一同にかいする、万国博覧会的な良さも、フィギュアスケートという競技には、あると思う。

今日の試合を見たいのに、前日までの日本人選手の試合のリピートを、延々と放送したのには、閉口した。フジもそうだけど、安手のストーリーで括ろうとする番組編集姿勢には、辟易。何か、ストーリーを作ろう作ろうとするのだけど。

日本勢ばっかり、繰り返し映したり、そればっかり報じられると、毎度同じ話で飽きる。思わずチャンネルも、変えてたりする。(前にも同じ話見てるから。)日本勢の為にも、他の国の選手も写して、今の日本選手との比較で、多角的な目で見られる観客を育てないと、内向きになって客層広がらないと思う。面白いから見る、これが基本。番組を作る側は、忘れないで欲しい。日本勢の繰り返しやエピソードとかより、もっと有力選手のその日の演技を、写してほしかった。

(大本営的な報道姿勢が、綻びを見せたのが、四大陸だった。例えば、「最強日本男子」なんて、もう古い?って、あの結果で気づくでしょ。世界の上位選手が、しのぎを削る、4回転祭り。より厳しい世界で、誰もうかうかしてはいられない。でも、申し訳ないけど、だから観客には面白いのさ。誰かが絶対王者とか、今はそんな時代じゃない。次の覇者は誰か?クロス・ゲームが面白い。)

もっと普通に、本日の演技や、各国選手の紹介とか、均等に出して欲しいと思った。

反面、フジに比べ、演技中の曲が、実況の声より大きく聴こえるように思った(私の勘違いかも?)所は、大変良かった。

ペアの金メダリストのFSの演目、世選のフジでは、「この二人は、東日本大震災の日に日本にいた為、被災した日本を思って作ったプログラム」という意味の解説が入った。この点は、フジの番組は良かった。
(今回のテレ朝では、既に周知事項だからか、この話は出てなかった。)

調べるのはいいんだけど、実況が、言葉を入れるタイミングを間違えると、せっかく掛かってる音楽を、邪魔してしまう。(フジの四大陸とかの、男子シングルの実況で、曲が掛かってる最中に、長めの喋りがよく入るので、個人的にかなり気になった。内容が、ネガティブなのも??だったし。世選では、荒川女史が入ったので、緩和されてた。)

(実況の声より、演目の曲がよく聞こえるように、音量のボリューム調整できれば、それが手っ取りはやい解決法かも、と今回フジとテレ朝を比べて思った。音は大きすぎてもダメだから、今回のテレ朝の番組は、適切ボリュームの参考になるかも?)

NHKの2012年世選の実況とか聞くと、レベルが高くて、実況が音楽を聴いて、その隙間、邪魔にならないタイミングで、言葉を入れてると分る。でも、これは高度だから。ボリュームで、予め実況の声を音楽より小さめに設定できれば、問題は少なくなると思った。)

なお、今回テレ朝の、ペアの解説・実況、何気に良かったです。知識のない人が見ても、分りやすいように、技術その他の見所、ポイントを説明してた。

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