懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

トゥルソワ、再び

2020-09-14 02:05:50 | Weblog
ロシア、フィギュアスケートのテスト大会、フリーでトゥルソワが、4T-3Tを決め、さっそく日本のスポーツ新聞の記者が取り上げていて、活躍が見られて
嬉しい。
鍛え抜かれた女子離れした強靭過ぎる身体から繰り出される驚異の技術、まだ若さ可愛らしさの残る、アイドル的容姿。

4回転も凄くパワー貰える。彼女のクリムキンイーグルは、神の踊りレベル。

今季フリー、彼女が「ロミオとジュリエット」を演じるなんて、最強ジュリエットとか、誰も死なないR&Jとか、言われていたが。

実の所、トゥルソワさんのジュリエットだなんて、強そうすぎて、はかなさがなく、それならロミオはプルシェンコか、羽生結弦位じゃないと、釣り合わない、ような気がした。

も~、プルシェンコでいいから!!みたいな気が。プル、若返ってた、キスクラで。

以前、リプニツカヤが演じた氷上のジュリエットは、ちょっと、スポーツ選手の域を超え過ぎていて、女優でもなかなか出せない位、見事にジュリエットの何たるかを体現していて、衝撃を受けた。
彼女の、あの守ってあげたくなるような可憐なジュリエットだったら、今回引退表明した、セルゲイ・ボロノフ氏の若い頃とか、美形な人を配すれば、簡単にロミジュリの世界になれそうなんだけど。

~ちなみに、ボロノフは30過ぎての技術も凄かったけど、芸術性が半端なく、作品の内容、奥深さが、他の選手のスケートと凄く違っていて、中身のある作品って、いいな、って、しみじみ思ってた。内容が良かったから、引退しても心に残っていくと思う。~

トゥルソワのジュリエットなんて、ロミオのピンチに出動して、敵を蹴散らしてしまいそう。ストーリーが変わりそうで、もう、好きにしてくれ!って気になる。
ただ、リプニツカヤとトゥルソワの共通点って、エテリ組の中では、物語性があるのを選ぶし、やれること、のような気はした。

一方、北京五輪メダル有力候補と言われる、ワリエワは、・・・・
長すぎる脚、しなやかな身体を駆使したスピンは、観る者の脳にα波を出させる系だとは思うんだけど。

バレエマニアの自分から見ると、案外、・・・体の動きはいいんだけど、作品としては、どうかなあ、と思う時が、何度かあって。
バレエの世界で「音楽と衣装変えたら、何の演目か、分らない」って言い方があるけど、もう何作も振付作品を見てきていて、ちょっとそんな言葉を思い出してしまった。
芸術性があると評価される人だけど、動きは美々しく、目の保養でも、ストーリー、作品の内容面で、いまいち、まだメンタルが子供なのかなと思う時がある。

コストナーのボレロは、自分的には、悪い意味でショック受けた作品だったし。
バレエ界では、ボレロというと、ベジャールの決定的成功作があって、フィギュアスケートの振付で、音楽をBGMにしました、みたいなのを見ると、やっぱり、がっくりきてしまう。

ボレロなら、もう少し、音の取り方とか、音楽の表現の仕方が、違う方が、自分好みかな。
あの年齢で、素晴らしいことは言うまでもないけど。
ちょっと、振付が、そつなくまとめ過ぎてるというか・・・。

ま、主観の問題、好みの問題にすぎないし、ワリエワも面白いけど。(ワリエワは、以前の、スパルタクスも印象的だったけど、物語性が出る振付ではなかった)


※、自民総裁選よりも、岸田って、メガネ似合う、それに比べ、石破は、メガネつけて、「普通」な感じが、何となく納得。私も、急にメガネしても似合わないから・・・。


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