懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

GPIF問題の続きなど

2023-04-18 16:31:19 | Weblog
【GPIFの話の続き】
以前ちょっと書いた、年金の積立金運用を行っているGPIFについて、(クレディスイス銀破綻で損失出したと報じられた所)

GPIF、積立金の運用について、一時期から、株式やリスク高い目の債券の比率をどんどん上げ始めた模様で。
以前は年金の運用は、6割以上が、安全な国内債券で運用されていた、のが、変化。ターニングポイントとして

★2014年10月安部政権下。
GPIFの運用委員会は株式保有率の上限を撤廃し、年金の運用は、リスクの高い商品にどんどん入れられるようになった、と。(外国債券も増えてたかも?。ちょっと資料見直さないと、詳細数値書けないが。)

★そして、運用を任せる金融機関について、ウォール街から人材を入れることを、閣議決定した。(また、閣議決定!!!!)この選ばれた金融機関には、高い報酬が支払われる。

それで、14社中、10社は外資系金融機関とか、「???」な展開になっていた。
(それだけ、外資は高い手数料貰えて、儲かるっていう・・・。)

私的には、前々から、何でこうなるの?こんなで大丈夫なの?っていうのは、年金の積立金の資産運用でも、それ以外でもあって。

自分の教育された昔の考え方では、

“日本の年金の運用等については、ミドルリスク以上ハイリスク系よりも、ローリスク系での運用が望ましいのでは?“
というものだったので。

それで、心配してたら、「やっぱり~!!!」と思うような、今回のクレディスイス銀危機に際しての、GPIFの巨額損失の話。

こういう、日本の国益オンリーで考えると、首をかしげたくなるような話。
なんで?
と思うんだけど。自分の分かった範囲は、安倍政権時代の失政。上記の通り。

【それ以前の時代のことも?】
それ以外の要素については、そもそもの「自民党政権史」上、いつのころから、こういう、あまり国の得にならないような話が横行するようになったのかは、私も自民党政権史に詳しい者では全然ないので、自分もまだ分かってないことがあると思う。

たしか、クリントン政権時代に、
日本の上と約束を交わして、米側が毎年、日本に要求を出すようになってたと思う。
こうしてくれ、ああしてくれ、ってお達しがくるそうで。

(その後の時代に、「政治評論家の田崎さん」という人が、ワイドショーで政治家の話をしてる時に、このアメリカから色々言ってくる話に政権担当者がどう思ってたか、という話も、ちらっと出てきていた。)

でもでも、昔の自民党ってこんな感じではなかった気がした。

うろ覚えだけど、例えば、グレープフルーツが日本に入ってくるって時に、日本のみかんがやられるんじゃないか?って農家側の心配があって、そういう時、分んないけど、日本の自民党って、そういう農業の人、日本の農業従事者の利益を守って外圧に抵抗することって、多少試みてなかったかな?

(私も、自民党に詳しくないので、間違ってるかもしれないけど)

今回のGPIFのローリスク運用からもう少しリスク高め運用に切り替えて、結局自明の帰結として、巨額損失を出した、という話については、このGPIFの運用の路線の切り替わりは、自分にも確認できるきっかけは、安倍政権なんだけど。

それ以前から、色々と、蝕まれて言ってる物は、あったのかも、って疑ってる。
GPIF以外だと、こういう一連の「変化」が見えやすいのは、小泉政権だったけど。

何か、アメリカ側から、指令書が日本の上の人に届いて、アメリカの都合、命じられることをやる人々になっている気がする。

この構造を変えないと、或いは、じわりじわり、のらりくらりと、全部言うなりにはならないようにしないと、日本は、なんかすごく損な国になってる気がする。

(でも、これを変えるのは、凄く難しそうで、憲法改正なんかよりも、こういう、日本がはまってしまった深みから脱却する道を、知恵のある人々が知恵を振り絞らないといけない気がする。

自分にしても、このアメリカさんの「都合のいい女」みたいな日本の状態を、どうやったら為政者が脱却できる道になるのかは、ちょっと別途考えないと、まだ分からない。

自民党政権史に明るくないので、こんな拙文ですが、誰かのご参考になれば、幸い。

時間ない時書いたので、そのうち補足できれば。とりあえず今日はこれだけで。

(今は、よく言われてるのは、酪農家さんが乳牛を殺処分したら15万円出すとかの政策で、それで外国から牛乳を買ってるって、おかしな国になってしまったが、昔からこんなにここまで酷くなかったのでは?外国のいいなりみたいな日本の状態について、というような主旨の話でした。)
重ね重ね、雑文失敬。

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