懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

公演初日マチネ

2015-05-21 03:00:20 | Weblog
モスクワ音楽劇場バレエ日本公演、ブルメイルテル版「エスメラルダ」。全3幕。
5月20日東京文化会館。初日マチネに行ってきました。

13時半開演、休憩2回で、上演時間2時間50分。

好舞台で、行って、行けて良かったです。

エスメラルダ(ジプシーの娘):オクサーナ・カルダッシュ(背中がやわらか~い。長い手足を綺麗にくねらせて、エキゾチックなキャラクターを踊りで表現)

フェビュス(隊長。ヒロインと貴族の美女を両天かける、やな男。美男子):イワン・ミハリョフ(この役は、女性に嫌われそうな役だと思った・・。)

クロード・フロロ:(ヒロインに邪恋を抱く怪しい聖職者):ニキータ・キリーロフ

カジモド(ノートルダムのせむし男):アントン・ドマショフ

グドゥラ(エスメラルダの母):ナタリア・クラピーヴィナ

フルール・ド・リス(貴族の美女でフェビュスの婚約者):クセーニャ・ルシコーワ(前のセメニャチェンコが適役過ぎた。)

ジプシー:ヴァレリア・ムハーロワ(ソロの踊りとか、割と受けていた。)

将校:オメルチェンコ ソボレフスキー(23日昼のジークフリート役の人だった。)

ごめんなさい、時間なくて以下略。また今度。

指揮:アントン・グリシャニン

第一幕:40分 休憩20分 第二幕:50分 休憩20分 第三幕 25分

終演予定時間:16:20

・ほとんどの主役の画像チェックして、今回はこのダンサー、と決めて行った、私の個人的期待のプリマ、カルダッシュ。
もちろん、チケット買った元は充分とれる踊りだったけど。

彼女以上に、むしろバレエ団の統括者(と、公演パンフに書いてあった。)となった、アンドレイ・ウヴァーロフの指導力を、
良くも悪くも、強く感じた、今公演でした。

微妙な差なのだけど。
前回の公演に比べ、舞台上の群衆、人物の配列とか動かし方とか、ちょっとした差が、たぶんあって。
前に比べると、群衆の動かし方がすっきりとして、物語自体は分りやすくなった、とは、思った。照明の当て方とか、色々。

でも。自分は、前のと両方見られて、良かった。
前回来日時の「エスメラルダ」は、フィーリンの持ってきたレベンターリの美術を除いて、ダンチェンコの今までの人たちが温めてきたものだったと思ってるし。

舞台づくりのプロから見たら、今回の方が演出的に上手かもだけど、
自分は前の、わらわらと人が動いて、何が何だかよくわからないのも、ダンチェンコだから、欲目もあったかもだけど、主観的には面白く見ました。
ウヴァーロフは、相変わらず、有能で使いでのある人って感じですかね。
ご活躍で何より。あとは、誰かさんみたく、スキャンダルしないでくれれば。

ウヴァ様も、ゼレもいた。ドロズドーワ先生(太った中年女性が…と思ったら、ドロズドーワさん・・・。)
カジモドのドマショフは、前見たのと同じ人と思うんだけど、終幕の演技が前の方が断然良くって・・・。ムムム。
そこまで良かったから、少し残念。

客席に、普通のお客さんで、すごくわたし好みの外人美女がいて・・・。

※夜の会も、行きたくなった。けど。用事あるので自分を抑えて帰宅・・・・。
不実な二枚目:フェビュスを、長らくの愛妻家:ゲオルギー・スミレフスキーが、どう演じるのか???全く想像つかなくて、興味津々!、見たかった!!!
残念です・・・・・。

21日、13時半の公演で、「エスメラルダ」は、終わりです。
プリマがミキルチチェワに変わるので、いいかどうか、どうなるのか、まったくデータなしで想像つかないけど、
自分の行った回からすると、全体に、納得できるいい公演ではありました。
行ける人は行ってみて。

じぶんもいきたいけど。自重。
白鳥も、行きます。
公演パンフ、キョードー東京のバレエ担当の方のページ、レイアウトセンスとか、よくできていて、拍手!!

とりあえず、今日はこの辺で。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初日 | トップ | 愛したひとは、何者か? »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事