懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

イラン大統領と外相、死亡

2024-05-21 02:41:55 | Weblog
【イラン大統領、外相の墜落死】
5月20日 。イラン赤新月社は、イランのエブラヒム・ライシ大統領のヘリコプターが墜落し、乗客乗員全員が死亡したと発表。
ヘリコプターには、ホセイン・アミール=アブドラヒアン外相、マレク・ラクマティ東アゼルバイジャン州知事、モハマド・アリ・アレ=ハシェム金曜の祈りのタブリーズ導師も搭乗していたとのこと。

大変痛ましい事になってしまいました。
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【ムハンマド皇太子】
日経新聞。林芳正官房長官は20日の記者会見で、サウジアラビアのムハンマド皇太子が同日から予定していた来日を延期すると発表した。

この所、次々に、アメリカと対立的な国、距離を置く国のトップが災難に見舞われているので、
暗殺や未遂も疑われているし・・・。

サウジの皇太子は、身の危険を感じてこなかったと言われてるし、私もそう思ってる。

日本は困ると思うが。
日本の方は、経済上、これからいろいろ、深刻になると思う。

でも今は、次々と幾つかの国の国家元首が災難にあってることが、気がかり。
【フィツォ首相】
5月15日の スロバキア首相ロベルト・フィツォに対する暗殺未遂事件の方は、心配な状況ですが、一方で、犯人は単独犯でなく、背景があるという話が浮上してるようです。やはり、思った通り。おかしな点がいくつか指摘されてましたからね。

まずは、71歳の犯人の妻がウクライナから来た女性で、その影響か、犯人も、その種の、反露のウクライナ団体、バンデラ主義者系かな?、そういう集まりに参加していて、染まったみたいです。それを知らない犯人の知り合いは、暴力を容認する人でなかった、と言ってるので、きっと、そういう団体に影響されて、テロでの暗殺を肯定する人に変わったのでしょう。

他にも、
5月13日:トルコのエルドアン大統領は軍事クーデターの可能性の警告を受けて緊急会議を開催。
5月16日: セルビア大統領ブチッチを暗殺すると脅迫したとして市民が逮捕される。
等々、連続して怪しい動きがあったようです。

これと、先週のコオロギ教授のTVでの嘘つき発言は連関してると思ってます。
事実と違うこと言ってるので、変だと思ったけど。

あの、コオロギ教授って、アメリカさんとか、世界のご主人様のご意向を日本のTVで伝える係の人ですね、前後関係から見て。

先週、神田外語大のコオロギ教授って人が、全然詳しくないはずのロシア問題を知ったかぶりで語ってて滑稽だった、のは。

中露は普通に、予定通りの首脳会談をやっただけだけど、アメリカ側(欧米側?)が、これに神経をとがらせていて、まあ、中ロの接近に邪魔をしたかったのかと。

で、習近平氏は、ロシア大統領を悪く思ってるようには見えないけど、「中国はほんとはロシアと仲良くしたくないけど、そうせざるをえない」とか、事実と違うホラを吹いていたのが、変だと思ってたら。

今週になって、これは、ほんとは、中国の思いでなく、アメリカの思いを語った、という事だと分ってきて。

アメリカ側は露中接近に神経をとがらせていて、中露に接近してほしくない、割れてほしい、ということ。つまり、コオロギの言ってたことは、事実というより、コオロギのすり寄ってるアメリカ側の、願望みたいなことだったんだなあと、分ってきて。

中国とロシア、という事だけでなく、習近平氏は、どうも去年くらいから見ていても、プーチン氏を個人的にとても気に入って信頼してるように見えるし。何より、露モノ好きの私から見て、あの興梠教授って、ロシア関係で見たことない人で、詳しいわけがない。

識者ぶってでてきてるけど、「アンタ誰?」って印象。ああいう人たちは、忖度で飯食ってるということなのかな。ある人達が「こう言ってほしい」と思う事を言ってるだけで、事実なんか、あの人たちにとって、どうでもいいのかもね?。というか、あの法螺の吹き方から逆算して、アメリカがロシア中国の接近、中ロ首脳会談の価値を、何としても毀損しようとやっきになってた、ってことなんだろう、と。

ただ、中ロ会談はうまくいったけど、
BRICSの一角のイランや、東欧、トルコと言った、周辺国ではよくないことが起こったと。

これは、仕掛けている人がいて、起こったことだと、早くも言われているようですし、自分もそう思ってます。
スロバキア首相、暗殺未遂犯が「ウクライナ」の団体に関わってたことは、決定的な証拠になりそう。(自分的には)

ライシ氏と外相は、2023年、世界を驚かせた、サウジとイランの和解!をやった人たち。
それに、イランはこないだも、イスラエルの挑発に耐えて、報復したように国民向けにアピールだけして、一人も殺さなかった。

戦火を拡大させないようにと、イラン側は耐えているのに、逆側は、こうやって謀略をしかけてくるのかと思うと・・・・。

イスラエルは、わざわざ、自分たちはやってないと声明出してますが、自分的には、こういうのやるのって、イスラエルじゃなくて、アメリカじゃないの?って思っちゃいますね。

過去にも、下山事件みたいな謀略を、幾つもやってるって、明らかになってきてるわけだし。

【ブリンケンご乱心?】
ブリンケン氏が、なぜかウクライナのキーウのバーで、ギター弾いて歌を歌った画像を発信。ウクライナでも非難されたとか出てました。
まあ、見かけ的に、さまになっててかっこよかったけど、米国務長官のやることじゃないでしょう。おかしくなったのか?自己顕示欲が強いのですかね。あの国は戦争中じゃなかったのか?

ついでに、彼の発言が、メディアで「ウクライナのロシア本土攻撃を容認」したように出てて、ヒヤッとしたけど、後から、容認してないってペンタゴンかどっか忘れたけど、別部署から出て、その後、ブリンケン氏はそうはいってないのを、メディアがそのように報じた(?)って出てる所もあって、何なのかよく分りませんが。(メディアのせいじゃなくて、都合が悪くなって火消ししただけではないか?と)

ギターを弾くブリンケン長官、壊れたのか?だいじょぶか?

【ゼレンスキー、任期切れ】
ウクライナの大統領だったゼレンスキー、任期が、他しかこの5月20日まで、つまり、かれはもう、正式の大統領の資格を失った人で、そうすると、この人とロシア側は交渉するのは、NGのようです。この人と、仮に和平交渉すると、後から「彼は大統領じゃないから」と言って、ウクライナ側が約束を反故にできる公算になる為。

ほんとは、3月末までに大統領選挙やらなきゃいけなかったのに、やらなかった。
なので、ウクライナは、その点でも、別に民主主義国家とは言えないですが。

【自動車販売】
中露首脳会談があって、コオロギその他がいい加減な事を言ってて閉口したけど。ほんとは、日本はシェアをとられちゃったんじゃないのかね。まあ、しょうがないけど。例えば、自動車販売、ロシア人は日本の中古車をよく買ってたのが、今回の経済制裁で、日本車が、結局中国車にとってかわられてる。こういう事実は見落とさない方がいいと思う。そういう現実を歪めて、TV報道で「ロシアは中国依存を深めてる」とか言ってるのは、滑稽だった。自分たちが、売れてたものについて、売り先を一つ失って、競争相手の中国がシェアを伸ばしてるのにね。

もっと言うと、ロシア人は、中国車よりも日本車をよく思っててくれてたのかもしれないのに。大事なのは、他国に色を付けるより、自分たちの足元をよく見ることです。

【女の敵、上川陽子がまた失言で、ポスト岸田候補から転落?】
上川陽子のくだらなさが、よく出てた失言だったが。
静岡知事選の応援演説で、

「産まずして、どこが女性か」と言って、その後に、”(ここには男性もいるが、生みの苦しみは女性でないと分らない”

だったか何だったか、場違いで変な事を言ってたことが報じられて、その後、あっちこっちで非難報道。
応援どころか、足をひっぱる失態。

自分は上川ってこういう人だと分ってたから、別に驚かないけど。だいいち、県知事選の応援で突然、全く関係ない「出産の時、苦しかった」という個人的な体験話してて、文脈繋がらないし、こんなの私の職場の若い人が聞いたら、「だからBBAって嫌よね~」とかって、トイレで陰口叩かれそうで、片腹痛い。

(こんな選挙演説してるようでは、政治家に向いてない気がするけど。)

ただ、彼女は狭い世界で生きてきて、事実を知らない。

個人的な話だが、その昔、当方20代の頃、会社の先輩がおめでたでお休み、出産した時、とても楽な初産だったそうで、「う~ん、って少し力んだら(赤ちゃんが)出てきたのよ~♪」と言って、お産がとても軽かった事を示していて、私の先入観を破壊してくれた。(逆の人の話も聞いてる)
つまり、産みの苦しみが凄くある人も居れば、例外も居るのが現実。

(何か、上川の幻想の中で、「出産」したことを、何か特権的に感じてる意識が見えかくれして、その点が滑稽で、狭い世界で生きてきて、こういう意識を他人に叩かれた経験のない、幸せな老人だと思ったよん。今どきの日本の若い人は、結構辛辣なんだけど。男女同権意識も強くなってきてるので、上川のような態度してると、所によっては叩かれる。

こういう人が、オヤジ政党、ジミン党の大臣なのか~と思うと、ますます、自民党の危機を感じてしまう。瓦解しても構わないが、国民に迷惑なことはやめてほしい。
やっぱり、上川のように、自分の経験値という狭い世界だけで物事判断するより、多様性の現実を視野広く持ってみないと、政治家としてだけでなく、現代社会ではまずい、と思う。彼女のような視野狭いのに決めつけて物事判断する人には「すべては疑いうる」という金言を示したい。

ついでに、辻元議員が経済的な理由で産めない女性もいると批判してたが、もっというと、生まれつき、身体的に出産できない女性も居る。(そういう女性と話したことがあるので、知ってただけだけど。)

今どきは、誰に限らず、排除と分断が、大好きなんだな~って思う。

★ところで、ポスト岸田でなぜか、いらない石破とか、しょうもない連中の名がいつもでるが。
上川の名が出たのは自民党に、人材がいないってことに思えるけど。

林芳正官房長官、誰も居ないなら、めんどくさいから、この人でもいいんじゃない、っていうか、TVの世論調査結果で出る顔ぶれが酷すぎるので、石破その他よりまし、ってことで。林も、ウクライナのメディアツアー行ってるから、その点ではよくないけど、小泉とかコオロギ太郎とか上川とか高市とかよりまし、位の話だけど。もちろん、政権交代して自民党が自滅党になったら、用のない話だけど。

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サウジの皇太子は、日本に来なくて良かった。日本着たら暗殺とかあるとやだから。
イランの大統領、外相、アゼルバイジャンの要人ら、墜落機の搭乗者を悼む。

ライシ大統領と外相がいて、、この所、世界に注目されたサウジ和解に加え、栄えあるBRICS加入など、外交面で、米一国覇権から転じて、世界の多極化に向かうトレンドの中で、イランも少なからず、世界の脱アメリカ化に向けて。役割をはたしていた

また、アメリカの国連での拒否権行使に苦しむガザ、パレスチナ側に立ってくれる例外的な国だったり、世界の平和にも一定の役割を担った存在だったと認識している。

一方で度重なる米イスラエルの挑発に対し、第三次世界大戦に繋がるような動きは控えて耐えていた。ハメネイ師らの意向もあると思うが。
言ってみれば、世界の平和に、それなりに貢献してくれてた所はあるように思う。彼らがもっと弱ければ、そこもウクライナのように、鬼畜欧米にいいようにされてしまったかもしれない、と思うから。国家の主権、自主自立、そいう事を、色んな国を見ながら考えさせられている。

謀略なのか、事故なのか、(謀略というのは、今の所私らの憶測に過ぎませんが)、米傀儡となることを拒否した国、精いっぱい闘って生きたであろう、誇り高き国の大統領と、歴史的外交成果を上げた外相に、そして非業の死を遂げたアゼルバイジャンの関係者に、合掌。





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