【バレエ雑談:眠りと白鳥】
気が付けば、10月にオーチャードホールで、Kバレエが新制作の「眠り」を上演、で、12月に牧バレエ団がやっぱり「眠り」を上演予定。
示しあわせたわけでもないだろうけど。
※追記:東京バレエ団も、11月に新制作の「眠り」だった気がする。3バレエ団はしごとか?‥いや、秋の物価値上げを見てからで・・。
眠りは、バレリーナの為のバレエ、という印象が昔はあって、いいバレリーナがいれば、チョイスする価値ある演目。
日本はチャイコ3大、グランドバレエの需要、健在ってことかな?
8月に、よく知らない団体がウォーターバレエ「白鳥の湖」ってのを、東京国際フォーラムAで上演予定。
宣伝見たら、本当に、舞台上に水を張って、その上でトゥシューズはいたバレリーナが、足元バシャバシャしながら、バレエを踊ってるような感じ? そういう水を使った装置が変わっているけど、音楽とか、内容はわりとふつうに白鳥の湖なのかも?
違うかもしれないけど、昔の、イリーナ・コレスニコヴァの「白鳥の湖」ってのを思い出した。当時の大バレエ団の中心的プリマではないし、日本で知名度のあるバレリーナでない人が、ぽっとでて、それなりに日本でお仕事して、見た人には面白かったのかも?みたいな感じだった。内容的にやや色モノ要素もあり?ってところとか少しだけ公演の系統が似てるかな? 舞踊家の水準は違うかもしれないが。
-----
【時事系:フランスの報道が少ないけど…】
昨日か一昨日か、フジTVのめざましで、フランスで暴動というか、町で火がはなたれたり、警官隊の投げた催涙弾がカメラ回ってる手前で爆発してるのが写ってたり、映像は大変そうだったけど。日本のニュースでそんなに取り上げられてなくて。同時間帯にテレ朝、モーニングショーではどうでもよさそうなことやってて(プリコジンのその後の話だったか、別の話題だったか、どうでも良い内容だったことしか覚えてない)
フランスの暴動みたいの?の方が、ニュース、速報性での価値はありそうに思ったけど。
ウクライナは反転攻勢そのものは、大した展開になりそうになく、(日本の軍事・防衛の専門家が別媒体で解説していて。やはり専門家のちゃんとした分析って、TVの評論家やネットに跋扈してる素人と違って理に適ってる)
心配なのは、ザポリージャ原発をウクライナが爆破するかも、という件。(方法は、ドローンか、或いは例の汚い爆弾を使うのでは?って話が出てる。こないだやり方とは違う方法で攻めてくるかも、だが。何もしないで情報戦だけ、とかになると、マシな方だが。)
(で、この件でアメリカの上の人々は、2分してるみたい。アメリカ上院で、もう、戦術核の戦争に前向きな議員の意見も見た。なので、ウクがザポリージャ原発を攻撃したがって、それをアメリカがとめてる、というよりは、アメリカの核戦争にも前向きな議員とかが、ウクにイケイケ乗りで、ウクもその気で、それを、「それは、やめてよね」と言ってる別のアメリカの上の人がいる、様な感じなのかも?って思った。戦争前向きな議員の名前を忘れた。ぬーらんどさんではありませぬ。アメリカのネオコンの一人みたい。)
ただ、メディア報道で目立つのが、「もう決着してしまったワグネルとプリコジン」のその後、の方の話で。
フランスはどっかの市長宅が攻撃されてたり、モスクワは、ドローン攻撃のテロはあっても市民の生活は、あまり変わってないみたいだし。
もうワグネル反乱の話は終わったと思う反面、それが取り上げられているうちは、もっと心配してる事態が、クローズアップされない分、ましかも、で。
-----
余談になるが、日本の軍事・防衛の専門家の人が、ウクがなぜ勝てないか、軍事的な事を解説した中で、戦車は2M位の崖を上ることはできない、といって、ちょっとへこんでる所、(露軍が掘ったのか)戦車が傾いて、亀の子のように腹を刷って、とか説明してるのが、‥分かりやすいけど、戦車が亀の子のようになって無力化してしまう様、亀って例えがちょっと面白かった。
レオパルド2が悪かったわけでなく、皆が言うように、もっと色んな要素タイアップでワンセットでやらないといけなかったのが、投入された軍費を空費してる様が分りやすかった。
-----
ドイツは、日本にWW2で敗戦という点で似てて。ずっと、戦争に後ろ向きだったのが、軍事支援に急に前向きに変わった契機は、「ノルドストリーム爆破」ではないか、とドイツ在住者が言っていた。(それまでは、医療支援等でちゃんとお金は落とし、かつ、兵器の支援には後ろ向きで米宇に非難されてた。でもちゃんと支援金潤沢に出してたのに。)
でも、ノルドストリーム爆破は、アメリカとノルウェー軍がやった、と、米の名記者が、冬にスクープしたので。それを、ドイツは知らないはずがない(?)と思うんだけど。何で、去年は戦争したくなさそうだった独が、この頃、どんどん、戦争前のめり過ぎるのか。日本のようにアメぽちになってしまい、そのきっかけがノルド爆破、ってのが、今いち、自分には理解しにくい。分かるのは、日本のようなアメぽちになった、ということだけ。
-------
ウクの差別構造の話の続き。
同じ国なのに、リヴィウの夜の街のにぎわった様子の投稿動画を見ると、若者が夜の店で飲食してる。若い男性がたくさんいて意外だった。本当に、この国には差別が歴然とある。戦場に先に行くのはロシア語圏、後になるのはウクライナ語圏。
そして問題の日本政府からの支援金。数か月以上前に外務省のHPに、その使途が書いてあるのを見て、中に「リヴィウの劇場」ってあって、ふうん、と思ってた。日本だったら戦争有っても、戦後復興支援とか、東京文化会館なんて間違っても先に修復のお金がおりそうにはない。あちらのは、市民のシェルターにもなってるからかな、とは考えてはみたけれど。
でも、そのリヴィウって、ウクライナ語圏で、優遇されているエリアなのだと、最近知って、なるほどでした。
今迄、あちこちにバレエ・オペラ劇場があり、ダンサーも点在してるのを、差別的な目で見た事など、なかった。
ただ、同じウクといっても、・・・。待遇差があるんだな、と、今回知ったので。
そう、日本への避難者で、リヴィウからの人も居たね。
なんだか、見る目が変わってしまいそうだけど。今までは、さすがにキーウの人は日本のTVで映る人は、言う事に共感できないけど、戦争肯定的だったりで、けど、リヴィウの人はもっと普通だと思ってた。
自分は、あまり差別的な教育で育たなかったので、ま、舞台芸術家は、見て面白いか面白くないか、でしか、みない。これからも。
TVに出てたウクのダンサーは、あまりうまくない人も居る中、TVじゃなくて、ネット動画で、ウク軍に砲撃されて街が壊されてるドンバス地域で、とてもいいバレリーナを一人見かけて、逆に驚いた。非常によく訓練された体をしていた。あまり生活環境が良くなさそうだし、彼女も無事でいるか、生きているかすら、今となっては分らないが。
NHKのくだらない番組の最後に練習着で踊ったウク西部側のダンサーは、今だから言うけど、本音は、下手で酷かった。「瀕死の白鳥は私です」って言われて、萎えた。
そういうの、言葉で説明するんじゃなく、踊りで表現するのが芸術なんだけど。
そういう物を幾つか見ると、だんだん、めげてきた時に、いきなり、上手なダンサーを見たので、どっきりした。
自分に援助できるような財力があるわけではないけれど、地域による線引き・差別でなく、自分的には、あのドンバスの見知らぬバレリーナのような、優れて見える芸術家の方を、支援できたらいいな、というイメージでいる。バレリーナって誰でもなれるものでもないし。やりたくない人がやらなくてもいいし。後、見る側の都合として、誰に限らず、下手なバレエは見たくない。メディアには、あんまり甘やかすな、といいたい。芸術は、政治のプロパガンダの為だけにあるわけじゃない。ついでに、去年のTVの、バレエを使ったプロパガンダにはうんざりしている。
過去のソ連時代の、ウクライナのバレエは継承されないかもしれないが、点在するダンサーたち、どこかで、ウクの芸術を守り育てる人が出てくるかもしれないと思ってる。
支援金の行く先にぱらつきがあり、支援の行くところといかない所に割れてしまうのは、この頃ではウクに限った話ではないみたいで。トルコ・シリア地震とかね。
日本政府に期待はないが、それでも、外務省HPの、支援金の行く先に、「リビウの劇場」って記載には、ちょっと複雑なものが。(リビウはウクライナ語圏で、今の体制では優遇される地域らしい、と分かってきたので)
悪党ゼレンに正義があると考える、頭の悪い国会議員たちを思うと、次の選挙の投票先にも困る。奴がましな人間なら、1年数か月前に停戦してた。真実を見る目を養ってほしい。ただ、ブラックロックが戦争継続してほしいと言ってたので、・・・・こんなウクの負けが立て込んだ、破綻した戦争でも、終わらないのかも。ウクライナには原発攻撃はやめてほしい。
今回は与太話。
気が付けば、10月にオーチャードホールで、Kバレエが新制作の「眠り」を上演、で、12月に牧バレエ団がやっぱり「眠り」を上演予定。
示しあわせたわけでもないだろうけど。
※追記:東京バレエ団も、11月に新制作の「眠り」だった気がする。3バレエ団はしごとか?‥いや、秋の物価値上げを見てからで・・。
眠りは、バレリーナの為のバレエ、という印象が昔はあって、いいバレリーナがいれば、チョイスする価値ある演目。
日本はチャイコ3大、グランドバレエの需要、健在ってことかな?
8月に、よく知らない団体がウォーターバレエ「白鳥の湖」ってのを、東京国際フォーラムAで上演予定。
宣伝見たら、本当に、舞台上に水を張って、その上でトゥシューズはいたバレリーナが、足元バシャバシャしながら、バレエを踊ってるような感じ? そういう水を使った装置が変わっているけど、音楽とか、内容はわりとふつうに白鳥の湖なのかも?
違うかもしれないけど、昔の、イリーナ・コレスニコヴァの「白鳥の湖」ってのを思い出した。当時の大バレエ団の中心的プリマではないし、日本で知名度のあるバレリーナでない人が、ぽっとでて、それなりに日本でお仕事して、見た人には面白かったのかも?みたいな感じだった。内容的にやや色モノ要素もあり?ってところとか少しだけ公演の系統が似てるかな? 舞踊家の水準は違うかもしれないが。
-----
【時事系:フランスの報道が少ないけど…】
昨日か一昨日か、フジTVのめざましで、フランスで暴動というか、町で火がはなたれたり、警官隊の投げた催涙弾がカメラ回ってる手前で爆発してるのが写ってたり、映像は大変そうだったけど。日本のニュースでそんなに取り上げられてなくて。同時間帯にテレ朝、モーニングショーではどうでもよさそうなことやってて(プリコジンのその後の話だったか、別の話題だったか、どうでも良い内容だったことしか覚えてない)
フランスの暴動みたいの?の方が、ニュース、速報性での価値はありそうに思ったけど。
ウクライナは反転攻勢そのものは、大した展開になりそうになく、(日本の軍事・防衛の専門家が別媒体で解説していて。やはり専門家のちゃんとした分析って、TVの評論家やネットに跋扈してる素人と違って理に適ってる)
心配なのは、ザポリージャ原発をウクライナが爆破するかも、という件。(方法は、ドローンか、或いは例の汚い爆弾を使うのでは?って話が出てる。こないだやり方とは違う方法で攻めてくるかも、だが。何もしないで情報戦だけ、とかになると、マシな方だが。)
(で、この件でアメリカの上の人々は、2分してるみたい。アメリカ上院で、もう、戦術核の戦争に前向きな議員の意見も見た。なので、ウクがザポリージャ原発を攻撃したがって、それをアメリカがとめてる、というよりは、アメリカの核戦争にも前向きな議員とかが、ウクにイケイケ乗りで、ウクもその気で、それを、「それは、やめてよね」と言ってる別のアメリカの上の人がいる、様な感じなのかも?って思った。戦争前向きな議員の名前を忘れた。ぬーらんどさんではありませぬ。アメリカのネオコンの一人みたい。)
ただ、メディア報道で目立つのが、「もう決着してしまったワグネルとプリコジン」のその後、の方の話で。
フランスはどっかの市長宅が攻撃されてたり、モスクワは、ドローン攻撃のテロはあっても市民の生活は、あまり変わってないみたいだし。
もうワグネル反乱の話は終わったと思う反面、それが取り上げられているうちは、もっと心配してる事態が、クローズアップされない分、ましかも、で。
-----
余談になるが、日本の軍事・防衛の専門家の人が、ウクがなぜ勝てないか、軍事的な事を解説した中で、戦車は2M位の崖を上ることはできない、といって、ちょっとへこんでる所、(露軍が掘ったのか)戦車が傾いて、亀の子のように腹を刷って、とか説明してるのが、‥分かりやすいけど、戦車が亀の子のようになって無力化してしまう様、亀って例えがちょっと面白かった。
レオパルド2が悪かったわけでなく、皆が言うように、もっと色んな要素タイアップでワンセットでやらないといけなかったのが、投入された軍費を空費してる様が分りやすかった。
-----
ドイツは、日本にWW2で敗戦という点で似てて。ずっと、戦争に後ろ向きだったのが、軍事支援に急に前向きに変わった契機は、「ノルドストリーム爆破」ではないか、とドイツ在住者が言っていた。(それまでは、医療支援等でちゃんとお金は落とし、かつ、兵器の支援には後ろ向きで米宇に非難されてた。でもちゃんと支援金潤沢に出してたのに。)
でも、ノルドストリーム爆破は、アメリカとノルウェー軍がやった、と、米の名記者が、冬にスクープしたので。それを、ドイツは知らないはずがない(?)と思うんだけど。何で、去年は戦争したくなさそうだった独が、この頃、どんどん、戦争前のめり過ぎるのか。日本のようにアメぽちになってしまい、そのきっかけがノルド爆破、ってのが、今いち、自分には理解しにくい。分かるのは、日本のようなアメぽちになった、ということだけ。
-------
ウクの差別構造の話の続き。
同じ国なのに、リヴィウの夜の街のにぎわった様子の投稿動画を見ると、若者が夜の店で飲食してる。若い男性がたくさんいて意外だった。本当に、この国には差別が歴然とある。戦場に先に行くのはロシア語圏、後になるのはウクライナ語圏。
そして問題の日本政府からの支援金。数か月以上前に外務省のHPに、その使途が書いてあるのを見て、中に「リヴィウの劇場」ってあって、ふうん、と思ってた。日本だったら戦争有っても、戦後復興支援とか、東京文化会館なんて間違っても先に修復のお金がおりそうにはない。あちらのは、市民のシェルターにもなってるからかな、とは考えてはみたけれど。
でも、そのリヴィウって、ウクライナ語圏で、優遇されているエリアなのだと、最近知って、なるほどでした。
今迄、あちこちにバレエ・オペラ劇場があり、ダンサーも点在してるのを、差別的な目で見た事など、なかった。
ただ、同じウクといっても、・・・。待遇差があるんだな、と、今回知ったので。
そう、日本への避難者で、リヴィウからの人も居たね。
なんだか、見る目が変わってしまいそうだけど。今までは、さすがにキーウの人は日本のTVで映る人は、言う事に共感できないけど、戦争肯定的だったりで、けど、リヴィウの人はもっと普通だと思ってた。
自分は、あまり差別的な教育で育たなかったので、ま、舞台芸術家は、見て面白いか面白くないか、でしか、みない。これからも。
TVに出てたウクのダンサーは、あまりうまくない人も居る中、TVじゃなくて、ネット動画で、ウク軍に砲撃されて街が壊されてるドンバス地域で、とてもいいバレリーナを一人見かけて、逆に驚いた。非常によく訓練された体をしていた。あまり生活環境が良くなさそうだし、彼女も無事でいるか、生きているかすら、今となっては分らないが。
NHKのくだらない番組の最後に練習着で踊ったウク西部側のダンサーは、今だから言うけど、本音は、下手で酷かった。「瀕死の白鳥は私です」って言われて、萎えた。
そういうの、言葉で説明するんじゃなく、踊りで表現するのが芸術なんだけど。
そういう物を幾つか見ると、だんだん、めげてきた時に、いきなり、上手なダンサーを見たので、どっきりした。
自分に援助できるような財力があるわけではないけれど、地域による線引き・差別でなく、自分的には、あのドンバスの見知らぬバレリーナのような、優れて見える芸術家の方を、支援できたらいいな、というイメージでいる。バレリーナって誰でもなれるものでもないし。やりたくない人がやらなくてもいいし。後、見る側の都合として、誰に限らず、下手なバレエは見たくない。メディアには、あんまり甘やかすな、といいたい。芸術は、政治のプロパガンダの為だけにあるわけじゃない。ついでに、去年のTVの、バレエを使ったプロパガンダにはうんざりしている。
過去のソ連時代の、ウクライナのバレエは継承されないかもしれないが、点在するダンサーたち、どこかで、ウクの芸術を守り育てる人が出てくるかもしれないと思ってる。
支援金の行く先にぱらつきがあり、支援の行くところといかない所に割れてしまうのは、この頃ではウクに限った話ではないみたいで。トルコ・シリア地震とかね。
日本政府に期待はないが、それでも、外務省HPの、支援金の行く先に、「リビウの劇場」って記載には、ちょっと複雑なものが。(リビウはウクライナ語圏で、今の体制では優遇される地域らしい、と分かってきたので)
悪党ゼレンに正義があると考える、頭の悪い国会議員たちを思うと、次の選挙の投票先にも困る。奴がましな人間なら、1年数か月前に停戦してた。真実を見る目を養ってほしい。ただ、ブラックロックが戦争継続してほしいと言ってたので、・・・・こんなウクの負けが立て込んだ、破綻した戦争でも、終わらないのかも。ウクライナには原発攻撃はやめてほしい。
今回は与太話。