懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

疑惑の銃弾のその後、とか

2023-07-09 18:05:24 | Weblog
安倍元首相銃撃事件。
未だ、山上容疑者とは別のスナイパーがいたんじゃないか、という説がある、とのことで、8日のフジTVで、CGみたいのまで使って、それを否定する見解の番組放送してました。別の犯人説は、産経新聞迄、そういうのがある、と取り上げてたんだそうで。

【疑惑の銃弾?】
疑われてしまう最も顕著な理由って、反論者たちが言ってる事とは違う気がする。
山上氏の裁判を、公権力側が、わざと遅らせるように、できればやらせないように、してる、ようにみえる。

まず、山上氏が、精神疾患だったことに、どうしてもしたい様子で、鑑定留置が長かった。(本人は精神疾患には見えない)そしてこないだは、爆弾騒ぎで裁判を進ませたくない人がいるのかな???という感じ。

「疑惑の銃弾」の話は、主張してる人たちのいう事聞くと、そうなのかな?って思うけど、自分に判る話ではない。しかし、公権力が、何でか、この裁判したくなさそうなのは、何か隠したいことがあるのかな???とは、思わざるを得ない。

---
とりあえず、フジの番組は、疑惑を主張する側への反証にはなってなかったけど。
「疑惑の銃弾」の話はあくまで仮設だけど、ある時点までは、致死に関する銃創は弾が貫通してないタイプで、2か所あって、そのうち、一か所の弾が、なくなっている、とかいうものだった。(間違ってたら、孫崎享氏のツイッターでも確認してくれ)現在時点で、どうなってるかまでは知らない。

自分の疑惑第一点は、公権力側の裁判への対応が変、ということ。
2点目は、山上氏は、人を殺した経験なさげで、いくら優秀とはいっても、限度が。手製の銃(それも3Dプリンターで作った等でなく)で、スナイパー経験ない人が、あんな公衆の前、警備も居て、暗殺をできていたら、異常に能力高いと思う。

というわけで、自分は、疑惑の銃弾の話で、「真のスナイパーは別にいる」としたら、そういう意味で、「やっぱり山上容疑者位の立場では、無理目だったのね」という事では、少し納得もするかも(?)山上信者からしたら、がっかりするか?それとも量刑が軽くなる可能性がでて(?)ホッとするか、分らんが。

もし、もう一人の、真のスナイパーが別にいたとしたら、消音銃みたいな奴???とかって思うけど。これも、異常に優秀で、でも、ケネディ大統領の暗殺の事を考えると、我々の想像を絶する、能力を持ったエキスパートって、居るのかも?(怖)

----
まあその、疑惑の銃弾の話で、致死に関する弾が一つ無くなってる、という話は、それが見つかってしまうと、山上銃の弾でない、という事が、ばれてしまうから、誰かが隠した?って思っちゃう。分かんないけど。

----
【警備体制?】
あの時、警備が今いち、手薄??に見えたのは、もしや、自民党が或いは安倍事務所がごり押ししたとか、当初の予定外の演説をここに入れて、現場も大変だったとか、もしや、あるかな?と思ってたので、事件直後はブログに書くの控えた。

警備は超万全ではなかったかもしれなくても、県警やSPが悪いということではないかもしれないし。ネットって、瞬間的に盛り上がって誰かを叩くの得意だから、ほんとは急に追加した自民党側の責任なのに、警察とかが悪く言われるのも、理不尽かも、って思ってた。それを踏まえたうえでの与太話。

素人目に見て、あれれと思ったのは、要人:安倍しんを、誰も守りに行こうとしてない(?)ような。何人かが素早く山上容疑者の方に駆け寄って。本来、2手に分かれて、要人守る人と容疑者捕まえる人に分離した方が良いんじゃ??とか。素人目には。

で、与太話過ぎるけど、自分が知ってるのは、齋藤工と木村拓哉の出てたSPのドラマでやってた要人警護のノウハウだと(こんな話でごめん)、安倍銃撃!の1発目、の後、アタッシュケース風の物を開くか、とっさに身を呈して、要人を警護者が、庇う、のかな?と思ったので、誰もそういう行動してないのが、「あれれ~ドラマのと違う~」とは思ってた。(誰も自分を犠牲にしてまで安倍氏を庇いたいと思ってなかった、とか?)

(ついでに、安倍氏も、一発目の銃声がした直後、はっとして、とっさに身を伏せる!しゃがむ!ってやればよかったんでないの?って思うのに、何で、スナイパーの方に、にっこりして振り返るのかね~と、TV映像見て思った。要人側にも、緊急時の身の処し方、再教育必要なのでは?)

警護体制が緩そうなのは、偶然だったのか?それとも?これも、よくわかりません。

【動機】
「真犯人は、別にいる」説の人の一部は、・・・。
要するに、今世界で力持ってる上の人たちから見て、安倍さんには死んでほしい、という条件というか動機があった、という主張。

ウクで戦争仕掛け人の人たちから見て、つまり、露を潰したい公的権力&私的権力持ってる人たち(まあ、超超有名大金持ちとか、国際金融資本とか世界経済フォーラムに名前の出てくる人とか?)、安倍元首相は、プーチン大統領と27回も会談やって、ウク紛争ぼっ発時には、岸田首相程パパっとアメぽちしなかった、とか。

----
これは、…確かにそうかもしれんが、でも北方領土返還交渉は安倍時代に妥結できず、そして、日本得意の「同調圧力」の中で、安倍しんも、途中で日和った、という経緯はあるんだけど。(安倍しんとしては、最後までプーチン氏擁護では全然なかった、普通に自民党重鎮として、露叩きに参加してたけど)

ただ、そうはいっても、特大権力持ってる人たちの主観もあるので。

例えば、2010年代半ばの、「ミンスク合意2」の時、当時の宇・親米政権ポロシェンコ大統領が、ウク内戦の停戦合意をしてしまった事に、ウク紛争仕掛け人の一人として名の上がる、投資家ジョージ・ソロス氏が、ポロシェンコに激怒!ニューヨークタイムズに、合意を批判する寄稿をしてた、というから。

(「ミンスク合意は、露を騙したのだ」、という、独メルケル元首相の話は、最初からそうだったのか、或いは、ソロスが怒ったので、後から独仏宇が、「露を騙した」ことにしたのかは、私にはよくわからないが。

そして、ちゃんとソロス氏のいう事聞いて露とは敵対、キエフ政権はドンバスへの砲撃を止めなかったにもかかわらず、権力者に疎まれたポロシェンコは、大統領選で、ゼレンという政治素人の刺客を送られて失脚している。

なので、私らから見て、安倍氏はそんなに露大統領と親しいわけでもなくても、例えば、ソロスさんか誰か分りませんが、権力持ってる上の人から見たら、北方領土返還し平和条約締結しようとした安倍氏は、それだけで✖、だった?ということはありえるかも。

で、注意が必要なのは、「だからと言って、ことさらに、安倍元首相が持ち上げられる材料になるとは限らない」ということ。

良い悪いではなく、日本のアメぽち問題とか、国際政治上、なんか、力持ってる人たちにヘイコラする立場なのは、相当大きな問題で、安倍氏位の力でどうこうできるものではなかったと思うし、そして、米国が衰え、今の国際情勢で日本がどうすべきか、アメぽちから、いかに脱却するかは、もっと別の人達が、知恵を絞っていかないといけない問題なんだと思う。

ただ、北方領土問題解決と日ロ平和条約締結は、安倍氏の悲願だった。

【おまけ】
安倍しんの件については。
安倍晋三氏は麻生太郎氏と仲が良いと政治評論家の田崎さんあたりが言っていた。たぶん立場が似てるんだろうと思ってた。

それなりの家に育ち、周囲の期待・圧力がある立場。
安倍父は、安倍晋太郎氏で、政治家として北方領土問題解決や日ロ平和条約締結等が、大きな関心事だったと思う。

で、何かで読んだのが、安倍家で安倍晋三さんは、特に覚えのめでたい子ではなかった、みたいで。
偉い父から、お前はダメだダメだという目で見られながら育った、ということっぽい。

偉い父、と、その子。後を継がなきゃいけないから、立派にならなきゃいけない。で、昔の自民党議員って、東大出も結構いたし。
(でもそういう人たちより、1流大出ではない安倍氏の方が、自民党内で上にいったけど。)

そういう、親や周囲のプレッシャーのある家、跡取りとして立派にならなきゃいけない家問題、そういうのが、もしかして麻生太郎さんと似てるのかな?って思ったけど(自民党に詳しくないので、当たってなくてもスルーして)

で、偉くて怖い父は亡くなり、そして、安倍晋三さんは首相になり、父の悲願、北方領土問題を解決し、ロシアと平和条約を締結、しようと努力した。
たぶん、成功したら、父のお墓に行って安倍晋三さんは、「お父さん、僕はやりましたよ」って報告するつもりだった、それが、彼の目指したことだったんだと、自分は思ってる。

だから、偉い父と優秀な息子というよりは、お前はダメだダメだ、と思われてそうな子が、立派になって、父の墓前に報告に行く、克己の物語、みたいな気がした。そういう、良い家のプレッシャーみたいのは、私らには無縁だけど。

---
意外だったのは、安倍しんの死での、プーチン氏の反応、対応だった。
政治的立場に配慮して、バランスのいい所にとどまって、お悔やみを「私的な事」扱いで遺族に伝えていた。

正直、もう日本とロシアは決裂していて、弔電外交の価値はない。それでもやるのは、「思い」なんだろうね。
私も、ウラジーミル・プーチンが、ああいう人だとは思ってなかったので面食らったんだけど。

有能な政治家ではあるけれど、ああいう、個人的な事には情がある。
「晋三には悪いことしたな」、って、ちょっぴり思ったかも?(でも、当時の日ロ情勢では、あのタイミングでは、露は日本に譲る必要が無くなっていた。外交はタイミングも大事。おもてなしとかぐずぐずしてないで、さっさと領土返還交渉やっちゃえばよかったのに、日本。ついでに、北朝鮮、拉致被害者帰国については、自分的には、代替り時期が、ビッグチャンスだったと思ってる。日本政府は、な~~~ンもしなくて、やる気のなさが目立った。)

日本人一般の意見では、外交問題には私とは異論もあろうが。

とりあえず、あの安倍国葬の時、ちゃっかり、プーチン大統領の代理の人は、出席していた。弔意を示したい強い意志を感じた。宗教のある人だから、というのもあるかも。
----
【駆け付けた人】
安倍銃撃事件で、西村大臣が、2時間くらいですぐ病院に駆け付けたのも目立った。この人は安倍しんを大事に思ってるんだろうなと思った。

国葬では、不仲だった菅氏が「友人代表」になってて苦笑した。

----
【仮説】
もし、仮説、スナイパーは別にいた、というのが正しかったとすると、真犯人を差し向けたのは、例の力持ってる人たち。
今のウク紛争でたんまり儲けてる人たちだから。

死んでも安倍しんは、政治利用される。神格化され、戦争拡大にも利用されるだろう。
でも、ほんとは、・・・・日本は戦争に協力していくけど・・・・。

仮説になぞらえれば、本当は、安倍晋三さんを暗殺したのは、ウク紛争推進をしている、世界の力持ってる上の人たち、という、皮肉な結果となる。
(個人的には、違うというなら、なぜ山上裁判をさせないようにしてる?のか、説明してほしいよね)

---
【フランス大統領が、NATOの東京事務所開設に、反対】
マクロン、ナイス!(マクロン支持じゃないけど。国際的には、頑張ってくれるとありがたい)

----
【残酷なウク戦法】
ウクは、以前よりは反転攻勢少しできるようになったのは、前線のウク歩兵には残酷な戦法を採用しているから、と、戦争関係のアナリストの解説。

要は、ウクの歩兵を先に行かせ、塹壕に落ちたり、敵の的になって死に、その後で西側から供与された兵器をあてがわれたのが行って、だから、戦果的にはましになったみたい。

予め、自軍の兵士が死ぬことを前提とした戦法で、詳しく聞いてて、気が悪くなった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする