懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

劇場通り

2014-11-28 02:43:58 | Weblog
とりあえず、会社帰りに、

オーチャードホールの「白鳥の湖」を見てきました。

オデット・オディール:アンナ・ニクーリナ
王子:ルスラン・スクヴォルツォフ
振付ユーリー・グリゴローヴィチ

★公演の内容は、演出力を感じさせる舞台で、行けて本当に良かったです。

突出した一人のスターによって見せる舞台とまたことなって、強い統合力で、アンサンブルの良さが光ってました。

前にも同じ盤を見てるのに、細部を細かく工夫して手直しをしていて、演出家の誠実さに、ただただ感心。
本当に、ここまでやるかと思いました。

前々回見た時も良かったけど。
色々治してる部分について、なるほどね、と思うことが多くって。

適材適所のキャストで、王子も姫も道化も悪魔も、各国姫も、バランスの良いキャスト。
道化さんの演技が微笑ましかった。
一緒に見ていたおきゃく様がたの、「今日は来てよかった」感も伝わってきました。

演奏も、何度も聴いてるチャイコ「白鳥」だけど、今日も来て良かったと思って。
我ながら、よく飽きないと思うけど。

後日、感想、書けるかな?

一回見たら、もう一回見たくなったけど。東京公演の白鳥は、これで終わり!残念。
ザハロワ・ロジキンの日が、完売になってしまったのは、痛かった。

★褒めたから、悪かったことも書いておくと。
一方、オーチャードホールは、いまいちで。

舞台が狭く感じて、白鳥向きとはいいがたいような気がしました。

それと、渋谷駅から着席するまでに意外と時間がかかる印象。駅からちょっと歩くとか、渋谷の雑踏が、とか、最後に劇場近くについてから、何となくぐるぐる歩いてる印象が。席に着くまでに意外とかかってる。

古い劇場なせいか、係員はあまり動かない感じ。まあ、セルフって感じで。
ひところの新国立劇場が、えらく劇場側がかんばってるのと好対照でした。(見えにくい席がないかとか、凄く気を使って運営されてた。公費が多く使われてたから、他の劇場とは一緒に出来ない面もあるかもしれないけど、利用者にとっては、あのサービスの良さは良かった。)


東京文化会館の長所の一つは、駅ちかな事!!

会社帰りに焦っていく時、何とかなる、って感じで。

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