ソチ五輪、友人はバレエマニアだけに、アイスダンスに熱い。
私はもはや、録画容量が・・・。見るのも大変。バレエ公演に頭がシフトできない。今月のは、やめにするか?
さて。男子FS.
羽生選手の「ロミオとジュリエット」。
今回は、自分が全く客観的に見ることが出来なかったけど、とりあえず、今までで一番、演技は見えたんでは?
ビールマンスピンの時に、さ~っと拍手が沸いて、やっぱ、今日も愛されるロミオか、と思ったけど、今日はロミオがバルコニーを見上げたりとか、あれこれ多少分りやすくやってるかな~と思ったし。胸に当てた手、手先まで神経を使って、手の表情が繊細。
演技しようとする表情と、その間に、苦しい所で踏ん張る気丈な素の表情が交錯して、私は嘘の演技だけするのより、こういうほうが心を動かされた。
愛されるロミオと、恋するロミオは見たかも、位な感じ。
全体に、音楽とよくあっていて、得意の4Tや後半の3Aのコンビの所は、高度な技も、非常に繊細なまでに美しく、音楽的にとても良かったし、増して、後半の、音をとりやすいイナバウアーの箇所は、背のそらせ方、タイミングが音にぴったり。練習を重ねるごとに、音楽的にも流麗に滑れるようになるものなのか?
他の色んな選手たちは、今回は、団体戦も入って、その疲れも含め、いまいちピリッとしなくって、個人選のSP、FS全部を、完璧に滑った選手は居なかったと思う。
その中にあっては、羽生選手は、どちらかと言うとしっかりしてた方に見えた。
羽生選手の場合は、演技が始まって、いつもより疲れてそうだも、気力を振り絞って何とかしようと頑張る所が、やはり、さすが。他の人とはそういう精神力ではっきり差がついた感じ。
全部でききる体力が残ってなさげなのに、演技をやろうとしてるのかな?、とは思ったし、中盤のまさかのトリプルフリップの乱れは、あの体調で、演技までやろうとしてて、他がぬけちゃったかしら?、と思った位。
(一方、2位のチャン選手は、何が原因かはっきりしないけど、今大会ず~っと、イマイチ本調子じゃなさそうだった。団体戦の頃から、そうだった。体調面か?精神面か?両方??フリーでは、氷上にあがってきた身体が、自分には何だか、もっさり見えて、完調じゃない感じが。)
ただ、羽生選手のFSの作品の振付そのものは、今回のより、以前の、日本のコーチのディカプリオの映画の曲使用での「ロミジュリ」振付の方が、全然優れていたと、改めて思った。
金メダル取るなら、今回のバージョンがいいんでしょうけど。内容・音楽・編曲は、あちらの方が、ずっと良かったし、曲の盛り上がりは比類ない。
前のは、羽生選手の内から、湧き上がるように演じられて、激しいロミオだった。
今回のは、振付師がオーダーで考えたものだから、比較的ライトな、古い映画の。
ベースが、甘美なメロドラマだから、まあこんなもんかなと。
ほんとは、バレエ作品のロミジュリは、もっと奥が深いのだけど。
見て泣けたけど、それはドラマへの感動とかではなく、心をこめて滑る羽生選手の演技に、主観まるかじりで泣けた感じでしたね。
ちょっと今回みたいな、甘美なロミジュリで行くなら、羽生選手御自身の、恋愛経験とかが、あまりまだ、そういう感じではないのかも?とは、ちょっと思った。それはそれでいいことだけど。以前、サーシャ・コーエン選手が甘美な路線のロミジュリで滑った時は、彼女はちょうどお年頃で、お似合いだったっけ。
振付師の持ってる作品のイメージの方と、演じ手の経験との間に、溝がある感じがした。個人的に、特に今回の振付しのロミジュリのイージーなイメージを好きではないので、特にこだわりはないのだけど。
ましてフィギュアスケートの演技は、本格的なものではないので、まあいいんだけど。
って、たらたら書いてますが、感動しました、はい。
こんな感想ですいません。
今回思ったんだけど、やっぱり観客ってのもファクターとして大事。
プルシェンコが居た時の、妙な熱狂は、盛り上がって面白かった。
町田選手の方は、以上でも以下でもなく実力は出した感じだけど、私的には、選曲センスの良さが、一番印象に残った。火の鳥、何度見ても、振付が良く出来てるな~と思った。音楽が良く聴こえる。でも、ロシアの観客には、どうだったかしら。
技術的には、ないものねだりをいうと、4大陸の時のレイノルズ選手みたいな、ばっちり4回転祭りでゴージャスなのを、見たかった。
って、高度な技術はケガを伴いやすいから、なかなか難しいのでせう。
私はもはや、録画容量が・・・。見るのも大変。バレエ公演に頭がシフトできない。今月のは、やめにするか?
さて。男子FS.
羽生選手の「ロミオとジュリエット」。
今回は、自分が全く客観的に見ることが出来なかったけど、とりあえず、今までで一番、演技は見えたんでは?
ビールマンスピンの時に、さ~っと拍手が沸いて、やっぱ、今日も愛されるロミオか、と思ったけど、今日はロミオがバルコニーを見上げたりとか、あれこれ多少分りやすくやってるかな~と思ったし。胸に当てた手、手先まで神経を使って、手の表情が繊細。
演技しようとする表情と、その間に、苦しい所で踏ん張る気丈な素の表情が交錯して、私は嘘の演技だけするのより、こういうほうが心を動かされた。
愛されるロミオと、恋するロミオは見たかも、位な感じ。
全体に、音楽とよくあっていて、得意の4Tや後半の3Aのコンビの所は、高度な技も、非常に繊細なまでに美しく、音楽的にとても良かったし、増して、後半の、音をとりやすいイナバウアーの箇所は、背のそらせ方、タイミングが音にぴったり。練習を重ねるごとに、音楽的にも流麗に滑れるようになるものなのか?
他の色んな選手たちは、今回は、団体戦も入って、その疲れも含め、いまいちピリッとしなくって、個人選のSP、FS全部を、完璧に滑った選手は居なかったと思う。
その中にあっては、羽生選手は、どちらかと言うとしっかりしてた方に見えた。
羽生選手の場合は、演技が始まって、いつもより疲れてそうだも、気力を振り絞って何とかしようと頑張る所が、やはり、さすが。他の人とはそういう精神力ではっきり差がついた感じ。
全部でききる体力が残ってなさげなのに、演技をやろうとしてるのかな?、とは思ったし、中盤のまさかのトリプルフリップの乱れは、あの体調で、演技までやろうとしてて、他がぬけちゃったかしら?、と思った位。
(一方、2位のチャン選手は、何が原因かはっきりしないけど、今大会ず~っと、イマイチ本調子じゃなさそうだった。団体戦の頃から、そうだった。体調面か?精神面か?両方??フリーでは、氷上にあがってきた身体が、自分には何だか、もっさり見えて、完調じゃない感じが。)
ただ、羽生選手のFSの作品の振付そのものは、今回のより、以前の、日本のコーチのディカプリオの映画の曲使用での「ロミジュリ」振付の方が、全然優れていたと、改めて思った。
金メダル取るなら、今回のバージョンがいいんでしょうけど。内容・音楽・編曲は、あちらの方が、ずっと良かったし、曲の盛り上がりは比類ない。
前のは、羽生選手の内から、湧き上がるように演じられて、激しいロミオだった。
今回のは、振付師がオーダーで考えたものだから、比較的ライトな、古い映画の。
ベースが、甘美なメロドラマだから、まあこんなもんかなと。
ほんとは、バレエ作品のロミジュリは、もっと奥が深いのだけど。
見て泣けたけど、それはドラマへの感動とかではなく、心をこめて滑る羽生選手の演技に、主観まるかじりで泣けた感じでしたね。
ちょっと今回みたいな、甘美なロミジュリで行くなら、羽生選手御自身の、恋愛経験とかが、あまりまだ、そういう感じではないのかも?とは、ちょっと思った。それはそれでいいことだけど。以前、サーシャ・コーエン選手が甘美な路線のロミジュリで滑った時は、彼女はちょうどお年頃で、お似合いだったっけ。
振付師の持ってる作品のイメージの方と、演じ手の経験との間に、溝がある感じがした。個人的に、特に今回の振付しのロミジュリのイージーなイメージを好きではないので、特にこだわりはないのだけど。
ましてフィギュアスケートの演技は、本格的なものではないので、まあいいんだけど。
って、たらたら書いてますが、感動しました、はい。
こんな感想ですいません。
今回思ったんだけど、やっぱり観客ってのもファクターとして大事。
プルシェンコが居た時の、妙な熱狂は、盛り上がって面白かった。
町田選手の方は、以上でも以下でもなく実力は出した感じだけど、私的には、選曲センスの良さが、一番印象に残った。火の鳥、何度見ても、振付が良く出来てるな~と思った。音楽が良く聴こえる。でも、ロシアの観客には、どうだったかしら。
技術的には、ないものねだりをいうと、4大陸の時のレイノルズ選手みたいな、ばっちり4回転祭りでゴージャスなのを、見たかった。
って、高度な技術はケガを伴いやすいから、なかなか難しいのでせう。