想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

弥生雪三昧…

2010-03-31 15:10:19 | Weblog
(出がけに撮った庭に降りだした雪)

東京も山と同じくらい寒くてちょっとがっかり。南下すれば暖かいという
期待を裏切られた北国の旅人の気分。
雪ならば目で楽しめるものの、切り刻むような風が吹きつけるだけという
のはキビシいだけしごかれている気分。

スパルタ教育のあとにはごほうびがつきものでなければならぬが‥‥、
でないと人間歪んでイジケルだけであると思うが‥‥、いやなに大福が欲しいと
いうのではないよ、団子より花‥、今はね。
桜があれば寒風もまた我慢できるというものである。
ごうごうと花満開の山の虚空とは違う都会の桜は、ほどよくあたたかいはずなので。

でも、まだちらほらだった。寒いほうが勝っていて、背中を丸めて歩く。
ベイビーの足取りも悪し、ステロイドが抜けてきてつかの間ハイテンションも
終わったな、それでよいそれでよい12才だかんな、ゆっくり歩こう。

花よりも 犬見て和むみやこびと。

追記:そして昨日の夕方、森タワーに反射する光が赤いので西を振り返ると、
日暮れのセレモニーが静かに進んでいたよ。
コンパクトデジカメでパシッと一枚。東京は夕暮れ時がいい、毎度同じことを
思う自分を笑うのであった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする