想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

雪と井戸小屋

2010-03-25 02:39:15 | Weblog
この愛嬌のある小屋は井戸用で、カメの門下生が作った苦心作、いや苦し紛れの作。
屋根の線が傾いているのはシュールなデザインというわけでもない。
板の打ち方が下手だったためである。でもこれはこういうもんだと思われるらしく
誰も傾斜について尋ねない。
尋ねられないと、「あのね、これね、まちがえたのよ、M君とS君がさ間違えてさ」
と、あのうさこが口をとんぎらかして言うのである。まるで子どもである。
誰も相手にしてくれないので、書いたりする。大人げない、ふふふふ。
当年とって幾つかは、それは秘密である、アホに歳は関係ない。

この小屋は井戸以外にも多々活用され役立っている。
昨年夏にはシマコが赤ちゃんの隠し場所にしていた。赤ん坊は健やかに育ち、ここで
授乳期のあいだじゅう遊んでいた。
眺めていられる場所に隠してくれて、でかしたぞシマコと思ってミルクなど奮発しておごった。
おかげでこんな写真も撮れたのである。


ここの二匹、右側はコブチャと名付けた。ときどき夜になると遠慮がちに訪れる。
いまではこの愛くるしさは消え失せ、どぅえん(くるねこ語)な体型。シマコの
倍ほどの胴回りである。それでもシマコにすり寄って甘える。
いったい誰に似たのじゃ? しっぽだけはシマコに似ている。それから額の小判柄。
顔立ちは微妙に親子だとわかる。わかるとよけいになんとなくおかしい。
あたりまえのようだけど、形だけは親子、絶対に似るわけである。
ネコにも反抗期とか、反面教師な関係とかあるんだろうか? ないよなあ、たぶん。
シマコはいい母さんである、ああ見えても。
コメント
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