想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

余談、なごりの夏日

2009-08-28 01:20:23 | 
陽が沈み日暮れると、涼しいを越して肌寒いくらいになる森。
けれど、こんなに晴れた日には少しくらい寒くても外にいたい。
上を向いて、首の体操‥‥じゃなくて、星空にみいる。
星座表を見てもほんとの空とどうも重ならない。昔からわたしはそうだ。
天体観測なんてロマンチックでオサレであるなあと思うばかりなり。
北斗七星を探すのも一苦労、柄杓の先っぽをずーっと目で辿り、北極星を探すけど‥。
無いはずがないので、雲のせいにしておく。

通販で買った小さな天体望遠鏡を愛用。
これから秋に向けて星空はさらに充実していくんだから、あと用意すべきは
寝椅子だな。首が痛くならないように寝転んでみる。
寝椅子の上にシュラフを広げ、それにくるまって見る。
うーん、想像するだけで楽しいぜ。



上の写真のベンチは昼寝専用なのだ。合間に植えた山榊も根づいたようで一安心。
来年はもっと葉っぱをつけてくれるだろう。
そんなことを思いながら、ここに寝転んでいるときまって水しぶきがかかる。
そろそろ親分、水遊びは風邪ひくよ~。

先日の記事で、シマコのことでご心配いただいてありがとうございます。
まだ薬の効果はわかりませんが、ヒト、猫、犬ともに努力しております。
存外、猫が賢いことを知り、うさこの方がよほどアホで頼りないなあと
痛感しています。
自然や生き物に学ぶこと限り無し、です。
つくづくと、人間だけが勝手し放題の地上。
誰も裏切ってなどいない、誰にもわからないから、というのは無しですね。
どこからか聞こえてくるし、誰かが見ている。神様は知らんふりでも。
しみじみ世間も狭く、地上も狭しと思います。
車谷長吉氏が、某日本人女性宇宙飛行士が地球との交信でわたしの足元に地球が見えています
と答え、天女などと言われて否定もしないと毒づいている話(「銭金について」所収)
があります。星空を見ながらその文章を思い出し笑いしました。車谷氏は正しい!
同感、同感、是非、読まれたし。
あ、車谷好きはわたしではなくカメです。
わたしは恐れ多くてとても好きとは言えません。恐ろしすぎて修行がいります。
あんな怖いお人と結婚した高橋順子さんは素敵すぎる女性、こっちは好きです。
詩集「時の雨」は本棚から取り出す頻度の高く、俗臭を引きはがしてくれます。

GAULOISES、このところ再び本数増えて焦燥気味、喉痛し。
逝く夏に綱をつけたい今日この頃、大根生姜飴必需品。
大いなる矛盾、おバカの証明。
本日、余談におつきあい下さいまして、どうもすみません。






コメント
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