想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

アーユーレディー?

2009-08-03 12:49:25 | Weblog
おいしく食べるコツはみんなで一緒に、分け合って食べること。
みんなの数のうちに、オイラも必ず入れてもらえます。
けれど遅れをとらぬようすばやくかけつけます。



腹がいっぱいになったところで、うさこがなにやらブツブツ文句を言い始めた。
せっかく旨いもので満足したのに、さて、その他のメンツは困った顔‥。
すると、カメはやおら立ち上がってカメラを取り上げるとバシャバシャ何やら撮っている。
戻ってきて、「雲、夏雲、撮った」と一言。

うさこのタラタラ文句は立ち消え、雲のように流れて消えてゆく。
一方、解決せねばならない問題が消えるわけではない。
笑ってばかりはいられない、ゴマカシテばかりはいられない。
やることやらないと、笑顔もムナシイぜ。
こういうときのカメの態度が絶妙におもしろい。
知らんふりしているけど、「あっ、雲だ」はないでしょ。
おかしすぎる。

それにしても、雲ってなあ‥‥、雲助っていいたかったのか?
(蜘蛛助とも言うが、どこからきたか知れずまた何処へかいなくなる根拠のない、
やらずぼったくりの、つまりハッタリ野郎のことである。人足稼業の蔑称として
使われたが、いい加減な信用できないヤツをさしてることの方が多いようだ)

某プレジデント雑誌に「出来る上司はジョークが上手い」とか書いてあったが、
受け狙いというより明るくすることで人は前向きな志向になりやすいらしい。
月例の講義で、カメがギャグを言わないときがないのはそういうわけか?
オヤジギャグ満載なんだけど、硬直しがちな脳をいい塩梅に刺激して難しい話を
入りやすくなるのだろうか。でもあれはわざとじゃなくて天然だと思うんだけど‥、
とにかく聞いている方はリラックスしてて理解しやすいようだ。
アホな人はリラックスしすぎて肝心なことを聞いてなくても気分だけは明るくなる。
暗いより明るい方が物事はよくも悪くも展開しやすいから、ま、それもよしということか。
無論うさこは後者。

でも尋ねてみると本当に空に突然、雲がニョキニョキと湧いてきておもしろかったからと
あっけらかん。話は聞いてたよー、困ったねー」だそうだ。
耳が八つある方にクリソツとも言われてるし、天然だし手強いなあ。
ホラ、と指差す方を見たらもう雲は形を変え、そこにはだだっぴろい平たい雲があるだけ。
でもカメラには証拠が残っててカメの言ったことはホントだった。
ボケたわけではなかったようだ。

その後、準備できたらあとはやるだけなんだけどさ、だからさ~、アーユーレディ?と
結局、だめ押しに戻っていたうさこだが、あんたの努力はたぶんムナシイよ。


コメント
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