想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

ハッピー・ベイビー

2009-08-14 21:18:22 | Weblog
黒い木枠の内側にシマコかあさんが入ってお昼寝している。
はみだした尻尾にじゃれついたり、小さな手でちょっかいだしたり子猫たちは
やっと歩けるようになったばかりのヨタヨタしたあんよで忙しい。



怖がらせてしまってはいけないので、こっちは微動だにしないで見ている。
不動の姿勢は疲れるのであるが、いくら見続けても飽きないので困った。
ニヤニヤしながら困った困ったって言うのも、なかなかいいもんだ。



シャッター音には慣れていないから慌てて内側へ入って隠れる。
またしばらくするとそろそろと出てきて遊びだした。
親分は水遊びに疲れたらしく屋内で寝ているのをいいことに子猫三昧である。
(親分の目の前ではあまり猫にかまけるわけにはいかない、浮気してるみたいでさ)
されどベイビーパワー強し。

この日をまちわびていたカメはまだ森へ来ていないのである。ふふふふ。
カメが見るまでこのまま、ハッピーベイビーがここで過ごしてくれますようにと願う。
シマコ姫はこちらの足元を見ているらしく、食後のデザートなどいつにもまして
催促しほうだいだ。とっくに呪縛されているヒトなどちょろいもんである。

プリンターが入っていた箱の側面に穴をあけ、上部分を半分だけガムテープで
閉じ底にタオルを二枚敷いた。ベイビー用のベッドルームのつもりなんだけど
使ってくれるかどうかはまだわからない。
ヒトの思惑通りにはいかないので、しばらく様子をみることにした。


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子猫のお引っ越し

2009-08-14 02:24:22 | Weblog

シマコの赤ちゃん、4匹が作業小屋(納屋)にいることはわかっていたけど
シマコはなかなか姿を見せてくれない。
シマコにご飯をやりながら、「おい、赤ちゃんつれてこいよなー」とカメが言うのを
聴いていたかどうかは知らないが、連れて来た。
お引っ越し先はなんと軒下、台所の窓の下である。至近距離!
用心深いシマコにしては大胆なことよとびっくりした。
親分もびっくりしたのか、いつもよりいっそう遠巻きにして歩いている。
一日じゅう、気ィ―使いーの犬とうさこであった。



シマコは目撃してうろたえつつ喜びを隠しきれないわたしを横目にスマしていた。
シャーといつものように言うが、目がゴキゲンであった。
すぐに横になり、おっぱいタイムが始まったのでそろりそろりとその場を離れた。
と言ってもお勝手の出入り口そばなのであるからして、しょっちゅう通らねばならない。
我が家に出入りするのに、抜き足差し足である。
親分にシーっと指を立ててみせると、うん、わかっとるよという顔である。
ものわかりがとてもいい。
いつもならわたしが靴を履く(サンダルつっかける)のをみるや大はしゃぎして
東京では言わないが、ここではキャンとかウワンとか興奮の声を発するが、
シーッと指を立てて目で合図すると、居ずまいが静かになるのである。
縁側の両端同士でシマコと向き合っているのだから、人間同士よりもわかっている
のかもしれない。
だとしたら、仁とか慈悲とか言葉だけ知っていてもほんとのところキョーミもない
なんてほざいている人よりもよっぽどデキタ人、いや犬よのう‥‥しんみり。


ぼくが守ります! はい。
ぼくもアイスください! 棒だけじゃなくてクリームも残してください、お母さん。

明日は赤ちゃん行進をアップ予定だす。
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