想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

賢いどら猫

2009-02-19 00:59:08 | Weblog
    名は知らない、どら猫である。
    某所でときどき会う。ドラ、とつい呼びかける。
    かなり愛想がいい日とそうでないときの差が激しい。



    うたたね中だったらしいけど愛想はまあまあ‥‥、ちょっとずつ近づいて‥



    ベイビー(親分ね)もご機嫌モードでほいほいと、うさこの陰から近づくと、
    ガン飛ばされました。
    やっぱ、シマコのほうがかわいいーと小さくつぶやいて、うさこと一匹退去。
    森へ帰りたいとふと思いつつ、仕事場へ、本日もちょっと立て込み中。

    ところで昨日の私を滅す、という話に電話やメールがきたので返答したけど‥。
    確かに難しいことは難しいかもしらん。
    滅するもなにも、「私」って何、どれ?ってか。
    だからさあ、このまえ1日30分、眼を閉じてって言ったじゃあな~い、
    道元さんもカメも言ってるよ、と言いたかったが、そこは抑えて。

    でもほんと、坐して己を知れ、ですよん。
    ひとたびわかれば、どんなに激しく動いても元へ戻れる。
    己の軸はぶれない、そして「私」と「己」は分離する。

    どら猫にしても「私」を滅して、このブロック塀から降りて
    親分に挑んだりはしない、かすかに、ガンリキを漂わせるくらいで止めている。
    賢いなあ、ドジるとこもみてみたくなる。

    追記:別の場所で、どら猫の物語、こんな悲しい話もある
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする