想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

おいしい無農薬・野菜たち

2023-08-17 16:40:32 | Weblog
暦では日曜から一昨日までがお盆だったが、
お盆休みというより先週末の3連休を山で過ごし
Uターンラッシュを避け早めに東京に戻った。
お盆を都内で過ごすのは久しぶりだった。
しかし、、暑い。日差しがきつい。

何するわけでなし、、、出かけず仕事した。


森庭はいつもの夏。暑いけれど気持ちよい。
昨年中、伸びすぎた樹木の枝下ろしをしたので
木漏れ日が芝生に挿してきれいだった。
風もよく通る。

小鳥は合唱大会。
どさくさに紛れて烏もくるが「カーっ」と
地主に一喝されて隣地の高木へ逃げ去り
負け惜しみなのか、カーと一声二声鳴く。
制空権は君ではなく地上にあるんだよん、ここだけのはなし。

犬がいないと外で過ごす時間は花木の手入れ
くらいしかない。
プランターに何も植えないまま、もう夏、遅い。
することといえば水まきくらい。
何かしよう何かしようとする貧乏性が抜けない。




ある日、栽培者の氏名を印刷したシールと手書きメモが
一緒に入った無農薬栽培野菜をイオンスーパーでみつけた。
一軒の農家さんが卸していた。
その見栄えの悪いキュウリ、ピーマン、茄子を試しに
食べてみた。‥‥まいうー!(うまいの表現はむずかしい)
こんなに違うのー!?甘いというか味があるというか。
成城石井の野菜を買って持ってきていたが、それより
上品な、けれどはっきりした味なのだ。
ということでイオンに行くようになったのだが残念なことに
いつもあるわけではないようだ。

原発事故から12年経ったが、福島は農業県だったのに
東北他県や関東のが売場のほとんどを占めてきた。
地元野菜は長いあいだ売れなかった。
ようやくこの1〜2年、少しずつ地元の野菜コーナーが
充実してきた。けれども私は手を出すのに勇気がいった。



2011からずっと食品残留放射性物質の検査データを
見続けてきた。測定所が閉鎖して減ってからも
役所のHPにある放射性物質検査データもみてきた。
放射能性物質がゼロになるには長い歳月がかかる。
周辺の放射能測定ポイントの数値がゼロになるのは
私が死後、数十年から百年近くかかるだろう。否、
百年経っても残る核種もある。
役所は半減期の短いセシウムしか検査していないけれども。

海洋放出などもってのほかだ。
全身全霊で反対し続けなければならない、と思っている。
誰も責任を取らない国、罪を償わない国だが、
被害を被っているのは人だけではない。
大地、海、生き物すべて。
国とは何かと考えざるをえない心境にもなる。

だがその思考はそもそも間違っている。
悪をみて善を見失うの図に陥ってはいけないんである。
善、正しさを忘れてはならない。
奴らは悪を悪でないように屁理屈をこね誤魔化し騙しているわけだ。
けれども自らを正しいとは決して言っていない。
しかたがない、という。
悪は攻めて絶えさせねばならん、というのがまっとうな道理。
不安になっている場合ではない。
悪を断つということは人の責任である。

と、森庭で息巻いている。。。。。
(ほんね、無農薬野菜をいつも食べたい。)

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