(カフェ・イン・パリ‥‥‥うそです)
若いころに悩むのはいい。
悩んだり、迷ったり、追い求めたりして、その道すがらに出会いがあるから。
いつから人は若くなくなるのか。
悩まなくなり、殻をかぶってしまう頃からではないだろうか。
だから歳若いのに年寄りくさい人もいる。
二十歳になるかならないかで、「もうオバさんになっちゃって」とか
心にもないことを言い、電車の中でもかまわずに手鏡をのぞいている子は確かに
オバさんだ。
そういう人のことは放っておくとして、アラフォーとかアラゴー?とかの言葉はどうだ?
売らんかな主義の臭いがして、わたしはアホくさいと思っている。
昔から精神が若い人は若いのである。
そして柔らかい。筋張った手足とたるんだ皺でおおわれていても、その内に柔らかな
精神が宿っている。
こういう人は若い時分には、けっこう突っ張ったりしている。
歳とともにだんだん柔らかく見えるようになり、その実は鋼の芯を隠している。
殻などかぶっていないので、自由である。
殻を破れ、と書いたけどずっと前にねずみ師に「破るほどの殻、ないだろ」と笑われた
ことを思い出した。
そうなのである。殻などないのに、自分は自分はと思い、変わらなければならない
という声に呪縛され、みずから殻に入っていくのである。

(カフェにて、見知らぬ人の話聞き、世相を知るやアホうさぎ)
人はそうそう変われるものではない。
三つ子の魂百までである。
変わろうと思わず、新しいことを知る、新しいことに出会う、新しいことを試そうと
思えばふみ出せるのではないだろうか。
それでも自分は自分はとこだわる人は、何を恐れているのか考えてみるといい。
たぶん、とるにたらない損得勘定でもしているのではあるまいか。
それでは一生、狭い世界にいなされや、ということになるね。
裸の自由はいいぞー、と日々思う。
だんだんと殻もとれてきて、たいした殻ではなかったと思い知っている。
たいした中身もない‥‥にならんよう、気をつけよう。
若いころに悩むのはいい。
悩んだり、迷ったり、追い求めたりして、その道すがらに出会いがあるから。
いつから人は若くなくなるのか。
悩まなくなり、殻をかぶってしまう頃からではないだろうか。
だから歳若いのに年寄りくさい人もいる。
二十歳になるかならないかで、「もうオバさんになっちゃって」とか
心にもないことを言い、電車の中でもかまわずに手鏡をのぞいている子は確かに
オバさんだ。
そういう人のことは放っておくとして、アラフォーとかアラゴー?とかの言葉はどうだ?
売らんかな主義の臭いがして、わたしはアホくさいと思っている。
昔から精神が若い人は若いのである。
そして柔らかい。筋張った手足とたるんだ皺でおおわれていても、その内に柔らかな
精神が宿っている。
こういう人は若い時分には、けっこう突っ張ったりしている。
歳とともにだんだん柔らかく見えるようになり、その実は鋼の芯を隠している。
殻などかぶっていないので、自由である。
殻を破れ、と書いたけどずっと前にねずみ師に「破るほどの殻、ないだろ」と笑われた
ことを思い出した。
そうなのである。殻などないのに、自分は自分はと思い、変わらなければならない
という声に呪縛され、みずから殻に入っていくのである。

(カフェにて、見知らぬ人の話聞き、世相を知るやアホうさぎ)
人はそうそう変われるものではない。
三つ子の魂百までである。
変わろうと思わず、新しいことを知る、新しいことに出会う、新しいことを試そうと
思えばふみ出せるのではないだろうか。
それでも自分は自分はとこだわる人は、何を恐れているのか考えてみるといい。
たぶん、とるにたらない損得勘定でもしているのではあるまいか。
それでは一生、狭い世界にいなされや、ということになるね。
裸の自由はいいぞー、と日々思う。
だんだんと殻もとれてきて、たいした殻ではなかったと思い知っている。
たいした中身もない‥‥にならんよう、気をつけよう。