先日当ブログ 早朝に てつがくを に書いていた哲学者とは、この池田晶子さんのことでした。
(このブログの生と死の問答は著書 「あたりまえのことばかり」 から抜粋したものだ)
著者をすぐインターネットで検索してみたのであるが、8年前 46歳の若さで他界していた事を知る。
その後早速 彼女の著書 『 帰ってきたソクラテス 』・『 残酷人生論 』・『 41歳からの哲学 』 を読んでみた。
2007年腎臓ガンで既に他界した気鋭の女性哲学者・池田晶子。
難解な哲学を明快な言葉で一刀両断。 凄い人もいたものだ。 それにしても 残念でならない。
その一端を紹介してみます。 宗教について こう喝破している。
『 法王選出のためのコンクラーベとは、完全な政治である。 名誉と利権そのものである 』
『 宗教とは、よくできたシステム。 じつによくできた うそ である 』
『 考えることなく信じている、これを信仰という。 世のほとんどが無宗教信者 』
『 信じる人は困ったものだと皆が言う。信じる人は馬鹿なのだ、知的な人間は信じないものだ、と。
これ、うそ。この両者、おんなじ。 信じている人も、信じてない人も、考えることなく信じていたり、
信じていなかったりするのだから、まったく同じ。 つまり 考えなし 』
在りし日の著者(テレビ出演) Wikipedia(池田晶子)
クリックしてこのテレビ出演を観たが、これだけでは勿論理解できない。 みなさんはいかがでした?
『 考えることは 悩むことではないという。 人が悩むのは 考えていないからにほかならず、
きちんと考えることが出来るなら、人が悩むことなど 実はあり得ないのである 』
まだ数冊しか読んでいないが、人間が存在するとは、神とは、生死とは、宇宙とは、善と悪とは、
まだ多くの著作があるそうです。 読み続けてみたい そんな気がする 魅力のある哲学者(文筆家)だ。
(このブログの生と死の問答は著書 「あたりまえのことばかり」 から抜粋したものだ)
著者をすぐインターネットで検索してみたのであるが、8年前 46歳の若さで他界していた事を知る。
その後早速 彼女の著書 『 帰ってきたソクラテス 』・『 残酷人生論 』・『 41歳からの哲学 』 を読んでみた。
2007年腎臓ガンで既に他界した気鋭の女性哲学者・池田晶子。
難解な哲学を明快な言葉で一刀両断。 凄い人もいたものだ。 それにしても 残念でならない。
その一端を紹介してみます。 宗教について こう喝破している。
『 法王選出のためのコンクラーベとは、完全な政治である。 名誉と利権そのものである 』
『 宗教とは、よくできたシステム。 じつによくできた うそ である 』
『 考えることなく信じている、これを信仰という。 世のほとんどが無宗教信者 』
『 信じる人は困ったものだと皆が言う。信じる人は馬鹿なのだ、知的な人間は信じないものだ、と。
これ、うそ。この両者、おんなじ。 信じている人も、信じてない人も、考えることなく信じていたり、
信じていなかったりするのだから、まったく同じ。 つまり 考えなし 』
在りし日の著者(テレビ出演) Wikipedia(池田晶子)
クリックしてこのテレビ出演を観たが、これだけでは勿論理解できない。 みなさんはいかがでした?
『 考えることは 悩むことではないという。 人が悩むのは 考えていないからにほかならず、
きちんと考えることが出来るなら、人が悩むことなど 実はあり得ないのである 』
まだ数冊しか読んでいないが、人間が存在するとは、神とは、生死とは、宇宙とは、善と悪とは、
まだ多くの著作があるそうです。 読み続けてみたい そんな気がする 魅力のある哲学者(文筆家)だ。