ヨハネ受難曲といえば勿論JSバッハのものが有名なのだけれど、今日はArvo Part(アルヴォ・ペルト)が1982年に作曲したもの。知人がこの作曲家が好きだということで紹介してもらった。
古典的な和声に基づいた教会音楽、といえばよいのだろうか。歌手の声質も透明を旨とするようなもので、聴いていると心が洗われるようであった。キリストを担当したバスのBrindley Sherrattの声がとても美しく心地よかった。平均律ではない音律を使っているのかな?などと思ったけれど、よくわからない。教会で聴いたらさぞかし美しいだろう。
こういう美しい声で歌われる曲を聴くと、一緒に歌いたくなる。帰り道、バッハのマタイ受難曲を思わず口ずさんでしまった-が知人には「何の曲かわからない」といわれた。
ショックからまだ立ち直れないで居る。