Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

Paxton & Whitfield@London

2008-02-09 21:47:29 | ロンドン

先週購入したブーツの手入れ道具を購入すべく、Jermyn St.のJohn Lobbへ向かった。薦められたクリームを購入し、ぶらぶらと通りを歩く。

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すると、チーズ屋さんが目に入る。Paxton & Whitfield(http://www.paxtonandwhitfield.co.uk/index.php)。先日La Fromagerieでも購入したBrie de MeauxとBrie de Melunが大理石のチーズ台に。この間はMelunはいまひとつ、と感じたが、今日はこちらの方が良い熟成状態にあるようだったのでこれを購入。

チーズに合わせるジャムも売られていた。チーズにあわせて、というよりはヨーグルトのお供に購入。ブラックチェリーはヨーグルトにあわせるのが大好きで、白イチジクのジャムはあまり見かけないし、洋梨とバニラのジャムはHidemi Suginoを思い出して。。。とそれぞれ何かと言い訳をして購入。どんなお味かしら?


英国におけるフランス菓子

2008-02-09 21:22:30 | ロンドン

このBlogでも何度か紹介したWilliam CurleyのDessert Barへ行って来た。

最初の驚きは、「人がいない」である。確かに午後2時過ぎ、お茶にするには少々早いが。。。

Ritzと比べるべく(?)ミルフィユとエスプレッソを注文。感想は、重すぎる-ポールボキューズの料理のようだ-。クリーム(チョコレート+メレンゲ風の白くて軽いクリームの混合体)がこれでもか、と挟まれている。パイ生地も厚く、表面がひどくしっかりカラメリゼされて重い。これに、カラメリゼ(カルバドス入)されたリンゴ、バニラアイスクリームである。1日の所要カロリーを一皿で取った感じだ。

Dessert Barということで、作業は目の前で展開される。また、フルーツタルトの製作も見ることができた。はっきり言おう。かなりおおざっぱである。焼き菓子は美味しいWilliam Curleyでこのレベルである。

そのパティシエと話をしたところ、やはり英国ではフランス菓子はようやく認知され始めたところだという。日本人の目に「ケーキ屋さんのケーキ」として映るフランス菓子は、ロンドンではまだ稀で、淘汰も進んでいないに違いない。

私の後にDessert Barに座った二人組も日本人だった。フランス菓子風のケーキは、日本人には人気があるようだ。しかし彼女達も、一口目は「美味しい」と言ったものの、後が続かなかった。

英国人の血を引く友人が言っていた。「量が大事」。日本と英国の違いなのかもしれない。