Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

執念のカーネギーホール到着

2010-10-03 03:00:00 | アメリカ

BA117便、東部標準時間11時35分着予定の到着時間は、結局同19時を過ぎることになった。

キャビンクルーに「アポが20時なんです!ドアの近くに座らせてください!」とお願いしたが、「今日は満席で席がない、皆さん同じなんですよ」とあっさり断られる。しかし、ここで引く私ではない。「でも、とーっても大事なアポなんですっ!!」と「そこを何とかボタン」を押す。

結局、クルーの横に座らせてもらうことに。腕にもシートベルトがかかると、殆どスポーツカー状態。でも、時々港の遊覧船が見えるよ、とかクルーに声を掛けられて、結局腰のベルトだけ。

流石イギリス人、お話好き。クルーはいろいろと話しかけてくれるので、私も友人の友人がフライトアテンダントで、スタンバイの話を聞いたことがあったので、いかにも知ったかぶりをして、「今日はスタンバイだったんでしょう?」なんて話を向けたり、元の機体に何が起こったのかを聞いたり。

せっかくドア近くに座らせてもらったのに、開いたドアが違う!!しかもLanding時既に19時25分。望みは薄い。でも、元の席よりはまし、と気を取り直して、機体を離れた後は走る、走る。が、カスタムクリアランスは長蛇の列。

結局、タクシーに乗り込んだのが20時20分過ぎ。「21時までにカーネギーホールに着ける?」と聞くと「No way」。がーん。それでは、ホテルに向かってください、とお願いする。

しかし、幸いなことに道が空いている。もうじき21時、というところで、もうすぐホテル、あと5分あればカーネギーホールにも着けるけれど、どうする?ホテルに行ってコンセルジュに確認してもらう?と聞かれる。いや、ホテルに行ったら間に合わないだろう。

「ホールに向かって!」

ホールに着くと、人が多い-これは良い兆しである-休憩中の可能性が高い。入り口付近にいた係員に聞くと、バックステージの入り口にチケットは保管されている、という。タクシー代を払い、荷物を持って、まだ人通りの多いNYの道を走る、走る!

バックステージ入り口に行き、説明をして、無事チケット入手。

ああ、後半だけだけれど、聴ける!!


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