「きっかけ(CUE)」

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カツ丼(北京の場合)

2014年04月04日 | 写真・photograph



中華丼(ちゅうかどん)とは御飯の上に八宝菜を載せた日本の中華料理である

中華飯(ちゅうかはん)八宝飯(はっぽうはん)広東飯 五目あんかけ飯ともいう



東京の中華料理店で昭和のはじめのころ 中華街の調理人が賄い飯として作ったもの
東京では汁掛け飯など御飯におかずを載せて食べる事が流行していた

 

ハ宝菜を作る 鍋に油を引き豚肉 各種野菜(玉ねぎ、にんじん、白菜、筍、きくらげなど)を炒める
エビやイカなどの魚介類やうずら卵を加える事もある
その後スープで軽く煮込み、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけ、味を調える



深皿にごはんを盛り、八宝菜を上にかける 中国の料理で類似のものは
広東料理由来のムイファン(燴飯)と呼ばれる餡かけご飯料理が存在し
中国のほかシンガポールをはじめとする華人のいる東南アジアの中華圏において食されている

 

バリエーションとして 什錦ムイファン(五目飯) 海鮮ムイファン 牛肉ムイファンなどがある
ただし具材入り餡やスープを白米の上にかけているとはかぎらず
ご飯を器に盛ったあと具入り餡を白米の横や周囲に盛って提供するものもある
なお中国語圏ではカレーライスはこの種の料理の一種と考えられており 加里会飯(チャーリーフゥェウファン)と呼ばれる

 

ここ北京さんの「カツ丼はご覧のように中華丼仕立て」 パッと見た目にカツ入ってるの?って勘ぐりたくなりますが
中華の餡に隠れてるだけでございます このお店のメニューはとにかく家庭的で安いこと 店先に看板だしてますが
もう6年近く値上げしてないじゃないのかな…もちろん4月1日増税しても嬉しいこの価格です



肝心のお味のほうはホント体に優しくスッと入ってくる感じ 丼にこれだけよそってあると
女性の方食べきれるかしらって思ってしまうでしょうが無問題 少し腹ペコなら別途ラーメンも頼みましょう



カツ丼+ラーメンで¥700=感涙ものです・ハイ☆ 昼間は近くのサラリーマンで満席になりますが
夜はコース料理も扱います 店構え+内装は昭和な感じですが味は一流 お近くに行ったら是非どうぞ!