風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

のりっ子さ~ん

2017年05月04日 | 食べもの帳
「のりっ子」をかけたごはんを無性に食べたくなるときがある。
「のりっ子」とは、地元 清水区蒲原にある「ニチフリ食品」から発売されているふりかけ。



私は子どものころから、「のりっ子」が大好きだった。
当時、パラパラパラとごはんにかけるだけで、すごいご馳走が現れたように思った私は、まるで魔法みたいと驚いたものだ。
そのころの人気のふりかけは「のりたまご」や「のりたま」だったけれど、私にとって「のりっ子」はダントツ一番だった。

いつごろからか店頭で見かけなくなったのは、一時期、販売されていなかったようで、8年前の2009年、「のりっ子」が復活した。
最初の発売は1966年だったそう。復活に際しては当時の味を再現したとのこと。

そのニュースをネットで知ったとき、私はほんとにうれしくて、すぐに買いに行った。
もしかしたら、また販売中止になってしまうのではないかと気が気でなくて、常に3袋ぐらいずつストックしていた。
のりっ子はごはんにはもちろん、そばやうどん、やきそばなどにかけてもおいしくて、なにかと重宝する。

ところが私は一昨年以来 足を痛めてしまい、しばらく買い物へ行けなくなっているうちに、のりっ子は姿を消し、ついに我が家のストックもなくなってしまった。
給食用に作られた小袋入り大容量の業務用は通販サイトで手に入るようではあるけれど……。
私がこれまで買っていた商品は販売中止なってしまったみたい。
もう食べられないのだと思うと、なおさら恋しくなる。



「のりっ子」さ~ん!