風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

砥鹿神社

2005年10月01日 | 静岡
9月18日、三池平(みいけだいら)古墳での観月会のときに、10月15日には「トガ神社」でお祭りがあると自治会長さんからうかがいました。
私はその神社のことがピンとこなくて、「トガってどういう字ですか」と訊ねてみました。
「砥石のトに動物の鹿っていう字だよ」とのことだったのですが、それでもわからなくて、場所をきいてみました。
「なあに、この古墳のすぐ下の方さ」とおしえていただいたものの、そういう神社ってあったっけ?と、どうしても私にはわかりませんでした。
そして、一度、その場所に行ってみなくては…と思い、昨日、出かけてきました。
まず、古墳からたどってみることに。
清水ナショナルトレーニングセンター、通称「トレセン」の駐車場から、古墳への階段を上っていきました。


(写真左:三池平古墳  写真右:古墳から望む清水ナショナルトレーニングセンター)

トレセンは、2001年のコンフェデレーションカップの前にトルシエジャパンが、2002年ワールドカップのときはロシアチームがキャンプをしたところです。
そして、ここを下ると庵原中学校があります。
この中学は私が通学したところではないのですが、学校の風景を見ると、そのころを思い出し懐かしさを感じます。
中学校をぐるっと囲むように通る小径は、私が好きな散歩道でした。
…にもかかわらず…

 

この道からわき道へ入るとすぐのところある砥鹿神社を、ずっと知らずにいました。
一度も訪れたことがなかった私は、元庵原町民として「もぐり」になってしまいそうです。
境内にはなぜかブルーシートがこんもりと…。
お祭りの準備なのかな。



神社には、「大己貴命(おおなむちのみこと)」が祀られているそうです。
この神様は自らがスキやクワを使って開墾をし、村の人々にも農耕を教えたそうです。
人っ子一人いない静かな境内で歴史を感じ、再びトレセンまで戻りました。
建物の向こうには、最新、最高の技術を駆使し進められているであろう第二東名の姿があり、ついさっきまで過ごした時間とのギャップがすぐにはうめられず、ぼんやりしてしまいました。



散策の途中、道端で「秋」を拾ってきました。


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