風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

Art日和

2005年10月21日 | 清水ともゑ帳
今日は二つの展覧会へ行ってきました。
まず最初に、JR静岡駅近くの駿府博物館で開催されている「美人画の世界」へ。



上村松園の絵が大好きです。
5年前に秋野不矩美術館で見たとき以来なので、この絵画展を心待ちにしていました。
そのときも、そして今日も、上村松園の絵の前に立ったら、感動でうるうるしてしまいました。

帰りがけにその他の絵画展のリーフレットを眺めていたら、その中に恩師、太田昭先生のカードを見つけました。



小学校1年、2年生のときの担任の先生でした。
義務教育の最初の2年間が、太田先生で本当に良かったと思います。
冒険の楽しさ、創造の楽しさ、想像を膨らませることの楽しさなど、
たくさんの「楽しい」を体で覚えることができたからです。
来月、開かれる先生の個展にはぜひ出かけたいと思います。

次に向かった先は、JR東静岡駅近くのグランシップ静岡です。
こちらでは、「ロベール・ドアノー展」が開催されています。



以前から、「市役所前のキス」というこの写真を始め、そのほかの作品も好きでした。
でも、作品や作者について知識を持とうとしなかった私は、これらが彼の作品だということを、つい最近になって知りました。
そして、彼がニューヨークに住んだ人と思い込んでいました。
それは、私が初めて彼の写真を知ったのがN.Yだったからです。
一目見て気に入って、ポストカードを買って帰りました。
それと、友人がN.Yからのお土産にと届けてくれたのが、この写真のカレンダーだったからです。
今日、見てきたのは、恋人たちの写真以外にも、労働者や踊り子、
子どもたちの写真が生き生きしていて、すぐそこで動いていそうでした。

今日は、ゆっくりじっくり絵と写真を楽しむことができました。

★JR東静岡駅からの富士山



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