相変わらず…
野性の雄たけびが 飛び交っている… ガッコです。
そして 私は 別次元を漂っている センセです。
職員室にいると やかましくて 仕方がないから…
別の部屋に籠もって 仕事をしておりました。
仕事にも飽きたから お昼ご飯を 仕入れに…
外へ出かけました。
ん? そういえば うちのガッコのすぐ横に
比較的静かな 某大学の グランドが あったねぇ~
あそこで ご飯を いただくことに しましょうか。
大騒ぎの本校グランドと 道路1つ隔てた 反対側のグランド
ははは。こっちは 静かだね~
ヒバリやカッコウなんかが 鳴いてますよ。
ん~ 木陰で そよ風の中で 食べる… ご飯は 最高!
いつの間にやら うたた寝…
念のために持参した携帯が鳴って… 目が覚めた。
教頭先生からでした。
「君~ 今どこに いんのぉ~?」
「校内 某所に 引き篭もっております。はい。」
「校長が さっきから 探していたぞ~」
「はぁ… まっ… ほっときましょう。ははは
【探さないで下さい】と お伝え下さいませ。」
「おまえなぁ~ おまえは それで いいかも しれんが
俺は そうは… いかないんだよ~
どこに いるんだぁ~?」
「へぇ~い。30分後には 姿を現す予定で~す。」
「頼むぞ~ 怒られるの 俺なんだから…」
「気にしない。気にしない。今日はどうせお祭です。」
最近は 校長の呼び出しも
平気で 黙殺する…
強い子なのでした。私…
異次元空間も
住み慣れれば それはそれで…
案外 居心地のいいものだ。