ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

嫌いな稽古

2008年04月18日 02時18分01秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

今日の少年部稽古で、

「どんな稽古が好きですか?一番好きな稽古を一つ考えて起立。」

なんと、

「法話」(講話)

と答えた拳士が九割以上。

他の拳士は、

「組演武」

「乱捕」

「基本」

など。

「嫌いな稽古はなんですか? 嫌いな稽古を三つ考えて起立。」

出てきた答えは、

「基本」

「移動」

「ねりこみ」(橋本西支部独自の稽古)

「ルーティーンワーク」(同)

「構えの稽古」

「鎮魂行」

「平均台」

「トレーニング」

など。


高校生の梓(高校大会全国2位)に聞く。

「梓の好きな稽古を三ついいなさい。」

「単独演武、組演武、柔法」

「では、嫌いな稽古を三つ」

「単独演武のねりこみ・構えの稽古・移動」

「では、梓が思う大切な稽古を三ついいなさい。」

「基本・構え・ねりこみ」

次に道場長の千明に同じように聞く。

好きな稽古

「基本・ミツト・移動」

嫌いな稽古

「剛法・ねりこみ・鎮魂行」

大切だと思う稽古

「基本・ねりこみ・鎮魂行」


「君たちが、嫌いだと思う稽古こそが実は大切な稽古なんですね。
 練習や稽古が好きな人はあまりいないのです。
 あのイチローですら、練習は嫌いだといっています。
 しかし、その練習の先、稽古の先にあるものが好きなのです。
 稽古してできるようになる。そのことが楽しいし、うれしいのです。
 くるしい稽古、面白くない稽古の先にあるものを目指してみんなやっているので す。
 すると、その稽古そのものが本当に楽しくなってきます。
 そのときが本当に少林寺拳法が好きになったといえるのかもしれませんね。」

 
  

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