ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

アドラー心理学

2014年07月20日 04時09分17秒 | 教育・指導法
今日の一般稽古は、いらいらせずに指導できた。

拳士がよかったのか?

ちがう。

長坂がよかったのだ。

「今日は、アドラーで行こう!」

と心して、指導に入ったからだ。

だから、イライラしなかった。

つまり、拳士の言葉や態度が悪いから、指導者がいらいらするのではない。

同じ言葉や態度でも、いらいらする指導者もいれば、気にならない指導者もいる。

いらいらする日もあれば、しない日もある。


ということは、すべて指導者の問題である。(拳士の側からみればすべて拳士の問題)


いらいらする長坂がいる。

いらいらしない長坂もいる。

拳士のアクションは同じなのに。


そして、どちらが拳士のアクションがよりよくなるのか?

それは、いらいらしていない長坂のときである。


長くなりました。


この日、心して臨んだのは、


アドラー心理学の、


「未来志向」の目的論をやろうとしたこと。


その反対は、

「過去志向」の原因論。


過去志向・原因論は、

「どうしてそんな態度をするんだ?」

「なぜ、やらないのだ。」

と過去に理由を見つけようとする。

これが、うまくいかないんだよね~


未来志向・目的論は、

「その態度をとったのは、どんな目的があるのだろう。きっと、その態度をとってしまった目的があるだろう。」

「どうやれば、君はやる気になる?それを考えてごらん。(一緒に考えよう)」


詳しくは省くが、結局は、長坂が、そのような心づもりをして指導に臨むだけでも大きく違うということ。


己こそ己の寄る辺だ。


「人間は自分の運命の主人公である」
(アルフレッド・アドラー)

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