ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

有効2

2012年01月30日 03時00分07秒 | 教育・指導法
学生にも有効だった指示2


シットアップ(上体起こし腹筋)をペアで30秒×3セット


「5秒前、3、2、1 GO!」

一回終わるとざわつきかける


淡々と


「3、2、1 GO!」


これを三セット繰り返す。

交代時の余計な空白がなくなり、スピーディーに進行していく。
「はやくしろ」「しゃべるな」などの指導は一切入れる必要がない。
カウントダウンで中学生たちはあわてて交代する。
(小学生でも同じ反応になる)


「次にペアでレッグアップ30秒×3セット」


「え~ちょっと待って!」

「3、2、1、GO!」


「ひぇ~」(といいながらもすぐに一生懸命に)


これで交代もして三セット

「最後、四点支持(腹横筋を鍛える)二分」


「もうあかん!」


「大丈夫!いける!3、2、1、GO!」


「途中で膝をついた人は、みんなの前であと二分やってもらいます!」


最後に、趣意説明。


腹筋を鍛えるのは「体幹」を強くするため。体幹を強くすると軸が安定して、手足が速く動く。


シットアップ、レッグアップはアウターマッスル。


腹横筋はインナーマッスル。


どっちが大切?


「インナーマッスル」


でも、普通の腹筋も必要。学校とか部活は普通のやるやろ?
そんなときに
「少林寺拳法ってその程度か」
と言われるのもいややから、普通の腹筋もやらせています。


体幹は英語で?


コア


体幹とは胴体のこと


胴体はトランク


トランク体操はモビリティ(可動性)


各種腹筋はスタビリティ(安定性)


あと連動させたファンクションがある。


ホワイトボードに


アウターマッスル
インナーマッスル
体幹=胴体=トランク


と書いた。


「覚えなさい」


口々に声に出す中学生たち。


「覚えた人は帰ってよろしい!」
と言ってあるから


次にホワイトボードに書いてあるのを、ザアと少し消す


中学生たちは口々に言う。

さらに消す


口々に言う。


さらに消す


言う。


さらに消す


言う


全部消す


言う(もう覚えている)


帰る前にテストしました。

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