ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

【聖拳夏夢・・全中2008③】

2008年09月02日 01時39分48秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

少林寺拳法  橋本西支部  道場通信

ドリーム No.633

発行日 2008年9月1日(月)   発行・文責 長坂 徳久   

 【聖拳夏夢・・全中2008③】  

 《ミーティングぅ~》

 大会などで遠征に行くときには、必ず夜にミーティングをする。

 一時間程度。

 ほとんど長坂の部屋へ集合させる。

 今回はシングルの長坂の部屋よりも6人部屋の女子の部屋の方が広い。  だから、最初は女子の部屋で行おうと思った。

 ただし、やはり、長坂の部屋に再変更した。これは、少しのことだが大きく変わると判断した。

 長坂の部屋へ来て、そこでミーティングをするほうが拳士には緊張感があり、話も真剣に聞くからだ。

 反対に、拳士の部屋へ行ってしまうと、たとえわずかであっても緊張感が緩む。

 大げさに言えば、「ホーム」か「アゥェイ」かなのだ。

 たかが、ミーティングとはいえない。だから長坂からして「ホーム」になる長坂の部屋でミーティングは実施した。

 

 [初日(大会前日)のミーティング内容]

・ 「無事に着いたことを家の人に連絡したか?」と確認。していない拳士が大半。

 

・ 明日の事務連絡(起床時間や朝食時間、出発時間)

 

・ それぞれの「今日のよかったところ」「反省点」「明日の目標」を発表させた。これは、技術的なことよりも「返事・あいさつ・行動・感謝」の部分を重視する。

 

・ 長坂は二点注意した。①同じホテルに泊まっている、葛城東の下村先生と食事の部屋も時間も一緒になっていたのに、挨拶に行ってなかったこと。「下村先生は、長坂の弟子ではあるが、君らからすれば同じ地元の大先生だろ。」

 

・ ②食事が終わって、先に部屋に帰るときは、君たちはきちんと先生のところへ来て「ひざまずいてお先に失礼します。」言って戻りましたね。それはすごく大切なことです。ただし、やりすぎはいけません。あのような場合は、立ったままでいいのです。ひざまずくところまでは「長坂と君たち」の関係では、そこまでやる必要はありません。

 

・ 「大会のときはいやでも緊張する。だから、意識して「笑え」。笑うと首の筋肉が緩む。そうすると全ての筋肉が順に緩んでいく。真剣にするのと緊張するのとは違う。笑えないときは、隣のメンバーの顔を見なさい。面白い顔をしているので笑えるでしょう?(笑)」

 

・ 「人は、誰でも自分のためにがんばる。しかし、誰かのためにがんばろうと思えたときにそれがさらにパワーとなり、いつも以上の力が出る。自分以外で「この人のためにがんばる」というのを考えて見なさい。」

女子は、菜実子が「あかねのため」と答えた以外は全員が「親」「両親」と答えた。

男子は、亮が「まっちゃん(将也)」。勇貴が「先生(長坂徳久)」と答えた。

 

・本選で名前が呼ばれるイメージリハーサルを行った。呼ばれて大きく返事をする。

 

・ 支部の先輩から来ているメールを紹介した。ここでは、一通だけ掲載する。

去年の女子リーダー(千尋・高1)

「おはようございます、返事遅れました… 昨日は、サッサと帰ってしまったのを少し後悔しています(汗 もうちょっと居たらよかったです…技とか細かい所は解らないんですが、女子団体は、やっぱりリーダーがいいんだと思いました! みなみちゃんは皆を引っ張るに相応しいと!! はるかちゃんや、まいには失礼かも知れませんが、去年より断然いいと思います! 3年生は去年の事もあってスゴイやる気を感じました。やる気は普段の練習に響くと思うんです。きっと、去年2位になったのは、千尋が悪かったなあと今さらながら思いました^^; 今年は、去年とれなかったものをとってきて欲しいです!)」 

※中三女子は、「そんなことない。千尋ちゃんはいいリーダーだった」と言った。

 

・「部屋に戻り、自分たちでもう一度ミーティングし、明日のがんばりを確認しろ。寝る前にはみんなでルーティーンワークほしておきなさい。」

 

・「一寸先は・・・光だ」と話して、この日のミーティングは終わった。

 

 


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