少林寺拳法 橋本西支部 道場通信
ドリーム No.633
発行日 2008年9月1日(月) 発行・文責 長坂 徳久
【聖拳夏夢・・全中2008③】
《ミーティングぅ~》
大会などで遠征に行くときには、必ず夜にミーティングをする。
一時間程度。
ほとんど長坂の部屋へ集合させる。
今回はシングルの長坂の部屋よりも6人部屋の女子の部屋の方が広い。 だから、最初は女子の部屋で行おうと思った。
ただし、やはり、長坂の部屋に再変更した。これは、少しのことだが大きく変わると判断した。
長坂の部屋へ来て、そこでミーティングをするほうが拳士には緊張感があり、話も真剣に聞くからだ。
反対に、拳士の部屋へ行ってしまうと、たとえわずかであっても緊張感が緩む。
大げさに言えば、「ホーム」か「アゥェイ」かなのだ。
たかが、ミーティングとはいえない。だから長坂からして「ホーム」になる長坂の部屋でミーティングは実施した。
[初日(大会前日)のミーティング内容]
・ 「無事に着いたことを家の人に連絡したか?」と確認。していない拳士が大半。
・ 明日の事務連絡(起床時間や朝食時間、出発時間)
・ それぞれの「今日のよかったところ」「反省点」「明日の目標」を発表させた。これは、技術的なことよりも「返事・あいさつ・行動・感謝」の部分を重視する。
・ 長坂は二点注意した。①同じホテルに泊まっている、葛城東の下村先生と食事の部屋も時間も一緒になっていたのに、挨拶に行ってなかったこと。「下村先生は、長坂の弟子ではあるが、君らからすれば同じ地元の大先生だろ。」
・ ②食事が終わって、先に部屋に帰るときは、君たちはきちんと先生のところへ来て「ひざまずいてお先に失礼します。」言って戻りましたね。それはすごく大切なことです。ただし、やりすぎはいけません。あのような場合は、立ったままでいいのです。ひざまずくところまでは「長坂と君たち」の関係では、そこまでやる必要はありません。
・ 「大会のときはいやでも緊張する。だから、意識して「笑え」。笑うと首の筋肉が緩む。そうすると全ての筋肉が順に緩んでいく。真剣にするのと緊張するのとは違う。笑えないときは、隣のメンバーの顔を見なさい。面白い顔をしているので笑えるでしょう?(笑)」
・ 「人は、誰でも自分のためにがんばる。しかし、誰かのためにがんばろうと思えたときにそれがさらにパワーとなり、いつも以上の力が出る。自分以外で「この人のためにがんばる」というのを考えて見なさい。」
女子は、菜実子が「あかねのため」と答えた以外は全員が「親」「両親」と答えた。
男子は、亮が「まっちゃん(将也)」。勇貴が「先生(長坂徳久)」と答えた。
・本選で名前が呼ばれるイメージリハーサルを行った。呼ばれて大きく返事をする。
・ 支部の先輩から来ているメールを紹介した。ここでは、一通だけ掲載する。
去年の女子リーダー(千尋・高1)
「おはようございます、返事遅れました… 昨日は、サッサと帰ってしまったのを少し後悔しています(汗 もうちょっと居たらよかったです…技とか細かい所は解らないんですが、女子団体は、やっぱりリーダーがいいんだと思いました! みなみちゃんは皆を引っ張るに相応しいと!! はるかちゃんや、まいには失礼かも知れませんが、去年より断然いいと思います! 3年生は去年の事もあってスゴイやる気を感じました。やる気は普段の練習に響くと思うんです。きっと、去年2位になったのは、千尋が悪かったなあと今さらながら思いました^^; 今年は、去年とれなかったものをとってきて欲しいです!)」
※中三女子は、「そんなことない。千尋ちゃんはいいリーダーだった」と言った。
・「部屋に戻り、自分たちでもう一度ミーティングし、明日のがんばりを確認しろ。寝る前にはみんなでルーティーンワークほしておきなさい。」
・「一寸先は・・・光だ」と話して、この日のミーティングは終わった。