ゆめひこう 

日々の思いを

アララト山

2014-01-26 20:54:45 | カトリック
              

「アララト山 方舟伝説と僕」
という本を読みました。

厚くて、字が小さいので、ちょっと今は読むのは無理と思ったのですが

読み始めたら、止まらなくなりました。

オランダ人のジャーナリストが、アララト山に登る話です。

彼は幼児洗礼で、プロテスタントの信者だったのですが、

大人になって、信仰を捨てました。

でも捨てたといっていいのかどうか・・・。

こだわり続けています。


ノアの方舟の話が、旧約以前にメソポタミアから出土した粘土板に

書かれた民話が先にあったと知って、ショックを受けます。

プロテスタントは聖書のみという教えなので、より真摯ということでしょうか。


アララト山を囲む、トルコ、ロシア、イラン、アルメニア、そしてクルド人など

民族の壮絶な戦いの歴史も書かれています。


最後はあと60メートルで雪に阻まれて、下山します。

彼は、信仰を捨てたといいいますが、神様は彼の中にあると思いました。