山代温泉から金沢に向かいました。
どこにも雪はありません。
雪景色にあこがれてきたのでちょっと残念です。
住んでいる人には過ごしやすくなったことでしょう。
右近は26年間前田家の客将として過ごしました。
茶人としても働き、城を建てるのも才能があったそうで、
今でも石垣など残っていました。
金沢教会で列福感謝ミサがありました。
アンジェロ・アルマート枢機卿・松浦悟郎司教司式のミサでした。
司教様のお説教が心に響きました。
金沢は、歴史のある町で、仏教の力も強いところです。
そこでカトリックの信仰に生きる金沢教会の信徒の方は
強いものを持っておられると感じました。
そのあと、プロテスタントの牧師さんのお宅を訪問しました。
金沢駅で解散です。
3日間の旅は実りの多いものでした。
出会った人からいろいろなものをいただいて、力になりました。
金沢駅です
右近の生き方は、日本の今にとって、とても良いメッセージだと思いました。
カトリックは自分たちの信仰を深めるのに熱心で、
人々に広める力が弱いように感じます。
まあ、日本の社会が受け入れないのでしょうが。
磔の殉教より、すべてを捨ててもなお生きながら宣教した
右近のような人を世に知らせるとよいのにと思います。