アビラの聖テレジアの生涯をたどりながら、テレジアが残した言葉を紹介しています。
16世紀の初めに、スペインのアビラに生まれました。
普通の元気な女の子だったようですが、神様に呼ばれたのでしょう。
修道院へ入りました。
でも、本当の修道生活を送りたいと、新たに修道院を設立しました。
苦労の連続だったようです。
天使がテレジアの祈りに、心臓に矢を突き刺すイメージを持ったそうです。
イエス・キリストが常にテレジアの心の中におられたことがわかります。
80ページの本を読み終わって、アビラの聖テレジアを知りたかったら
せめて「完徳の道」を読まなくてはと思いました。
私はほとんど、聖人伝を読んだことがありません。
テレジアが祈りの本に、はさんでいたしおりの言葉
(コヘレトを思い起こさせます)
何ごとも あなたを乱すことなく
何ごとも 恐れてはならない
すべては過ぎ去る
神のみ変わらない
忍耐はすべてを勝ち取る
神を所有する者には
何も乏しいことがない
神のみで足りる