ゆめひこう 

日々の思いを

イエス様が来られました!

2015-03-31 17:48:27 | カトリック
近くのカトリック教会です。

この教会の十字架は貼り付けになったイエス様がおられません。

転居して初めて訪れたとき、プロテスタントの教会かと思いました。

でも両脇にマリア様とヨセフ様がおられるので・・・。




この四旬節の間に、イエス様がおられました。

ちょっと現代風なイエス様です。





この教会は、跪き台もあるので、少し早く着いたときは、

イエス様を見上げながらお祈りをしています。

マタイ福音書を読む 京都司教区聖書委員会

2015-03-29 10:56:04 | カトリック
              

マルコに続いて、「マタイの福音書を読む」を読みました。

こういう講座を聞ける京都に住む人は羨ましいと思いました。

たぶん私の住いの近くでもあるのでしょうが。

山上の説教  京都司教区司祭  小野 十益

       山上の説教はある日、ある時、語られたというのではなく、
       
       いろいろなところで教えられたことが、伝承されていく過程で
 
       収拾されまとめあげられたと考えられる。

       イエスの教えはユダヤの教師たちとは全く異なる

       新しいものであることを強調している。

世の不信仰  カルメル会司祭  中川博通

       イエスと弟子たちと、ユダヤ教指導者との対立の構図が著しい。

       ユダヤ教指導者の原理は、自分の人生を自分の力で立ち上げてゆく。

       律法を守ったからこれだけの報いがいただけると。

       イエスの原理を生きるとは、イエスの兄弟として生きる。

神の国の奥義 真言修道会 鳥巣 義文 
        
       イエスの軛は負いやすいとは、軛は2頭の牛で負う。

       私の軛をイエスが半分負うてくださるから。

復活と派遣  イエズス会司祭  英隆一郎

       カナンの女に出会い、異邦人に対する宣教を意識し、

       そこでメシアとしての使命を悟るという人つの解釈。

       何故、罪のないイエスが洗礼を受けたか。

       イエスが人々の罪を背負って水に沈み、そこから出てくる。

       水から上がるというのは復活を意味している。

       イエスが苦しみを通られて復活されたからこそ、

       私たちの水底や苦しみが、復活に導かれていくことにつながっている。

       信仰の一番大切なところは、十字架と復活です。

マタイ福音書の書かれた背景などを知りながら読み進むと、聖書の深い部分や、

イエス様がどんな様子でガリラヤのほとりを弟子たちと歩いていられたのか

想像したりして、マタイを初めから読み返てみる気持ちになりました。

        

宗教・いのち・国家  対談集

2015-03-23 17:25:36 | カトリック
                  

とても興味深い本で、かなり時間をかけてていねいに読みました。


島薗進の対談集です。


柳田邦男  宗教と医療はどのように手を結べばよいのか

      柳田氏の著作はずいぶん読みました。

      2005年から、「21世紀高野山医療フォーラム」ノコーディネーターをされているそうです。

      
柏木哲夫  ホスピス、死生学、上手な死に方

      日本でホスピスを立ち上げたそうです。

      ユーモア療法 笑を治療に取り入れる。

      挫折を繰り返してきた人は良い死に方ができる。

      順風万歩だった人の方が死の不条理を受け入れにくい。

      
中島岳志  脱原発の思想と宗教

      一人称の死は日本ではよく考えてきたが、

      今回の震災で、多くの人が二人称の死に出合っている。

      二人称の死は喪失ではなく新たな出会いとなっている。


本田哲郎  釜ヶ崎のスピリチュアリテイ

      夫婦や親子の愛は、エロス。

      これは時と共に薄れていってもよい。

      一人一人が尊厳を持った成長をする。

      大勢いる中で、彼と彼、彼女は友達だ。

      フィリアの愛。限定性を持った吸引力。

      聖書に出てくるアガペはー愛と訳さないほうがよい。

      日本の最初の訳は、「お大切」だった。

      目の前にいる人を大切に思う。

      これならできる。




国家と宗教対立の項では、初めて考えることが多かったです。


高橋哲哉  靖国の宗教

内藤正典  「西洋対イスラム」をどう超えるか

原武史   宮中祭祀と皇室神道




れる られる  最相葉月

2015-03-17 13:26:24 | カトリック
                

去年の夏、セラピストを読んで以来です。

生む・生まれる
  
 出生前診断のこと

 最も知られているのが羊水検査でわかるダウン症のこと

 地裁命の生きる権利・生んで育てる女性の権利

 一つの個性ととらえる社会になれないか・・・

 もう一つ、非配偶者間対外受精の話。

 そういえば昔、渡辺淳一の小説に、

 大学の医学生の精子を受けて妊娠した女性の話が出てきたことを思いだした。

 この項には尊敬する柳澤桂子氏も登場した。


支える・支えられる

 災害救助活動をする自衛隊員のメンタルヘルス

 御巣鷹山の飛行機事故・阪神淡路大震災・JR福知山線脱線事故

 消防士や地元の公務員も


狂う・狂わされる

 著者がかかわった英会話の講師、アメリカ人女性

 環境によってうつを発症するが、また改善するというのが明るい見通しになる


絶つ・絶たれる

 高学歴の大学教授や博士たちの現状

 日本を出てゆく人が多いのもうなずけるか


聞く・聞かれる

 ここで、私の感激して映画が登場した。

 とてもうまく説明されていて、再び味わった気分になった。

 「大いなる沈黙へ」

 沈黙が覆う時間と空間の中、真の自由とは精神の自由であることに気づかされるとあった。

 セラピストで登場した、途中失明の女性のその後も登場した。

 懐かしい人に出会えた喜びがあった。


愛する・愛される

 田宮虎彦

 妻を愛した作家というとらえ方で作品を読んでいた。

 平野謙が評論を書いていたのは知らなかった。

 今の時代だったらどうなのだろう。


岩波書店刊のここで生きるシリーズ全10冊の中。

ほかの作品はすべて知らない人だ。

神の愛の宣教者会  

2015-03-15 15:39:26 | カトリック


マザー・テレサの心を継いだ修道会が日本で活動しています。

友人に誘っていただいて、訪問しました。

土曜日、ちょうどみなさんが昼食を配っていられるところでした。

ペトロ神父様が来られて、告解もされたそうです。



午後からミサがありました。

ペトロ神父様のミサは、全身全霊でミサをささげておられる様子が伝わってきて、

感謝の気持ちいっぱいになりました。

お話は「謙遜」についてでした。

金持ちと徴税人の祈りのたとえから話されました。

「自分が、謙遜な人だ、と思った瞬間から、傲慢になるのです」

ペトロ神父様のお話は、パソコンでいつも読んだり聞いたりしているのですが、

実際にお会いして、お元気で情熱的で、ユーモアがあって、

たくさんの元気をいただきました。

誘ってくださった友人に深く感謝しました。