ゆめひこう 

日々の思いを

聖週間

2018-03-31 14:12:53 | カトリック

今年の復活祭は、代母の役目を賜りました。

それで洗礼式の行われる教会で、聖週間のミサに与っています。

カトリックですから、すべて同じはずですが、いつもと違う気がして緊張します。

信仰に導かれた人が、豊かなクリスチャン生活ができますように、

毎日早く聖堂に入り、ロザリオの祈りを唱えています。

とても温かい家庭的な雰囲気の教会です。

聖金曜日、十字架も覆われて、ろうそくもなく、聖堂は寂しくなりました。

緊張といろいろな思いが重なって、とても疲れたと感じました。

明日の復活祭と洗礼式が温かく迎えられますように。


「神」の発見  小塩節

2018-03-29 08:41:56 | カトリック

 

ずいぶん前に読んだ気がしていました。

今回のが読みやすく興味が持てたのは、本が良くなっているからか、

こちらの考えが少しは深まっているか・・・

印刷機が発明される前の聖書の写本の話は読んだことがありました。

今回はゴート語という文字を作ることから始めた司教の物語でした。

Godという言葉を発見した物語です。

ヨーロッパとアジアに挟まれた地域の歴史やプライドの高さも

描かれていました。

民族が滅びて新しい時代が来るなど、何回も繰り返してきたことです。

日本がこの先どうなるかはわからないと感じました。

 


あぶない一神教 小学館新書

2018-03-28 11:21:04 | カトリック

2015年の本です。

世界情勢はこくこくと変わっているので、今なら別の話題があるかもしれません。

表紙に書かれている

「なぜ日本は世界で孤立するのか?

 キリスト教徒23億人・イスラム教徒16億人

 彼らのルールを知ればすべてわかる」

世界の「混迷」を解き明かす最強の入門書。

元外務省主任分析官

「大陸から隔絶された島国で暮らす日本にとって、

 いま何が足りないのか。

 目に見えない知を論理的に突き詰めて、

 超越的な世界を知ろうとする態度ー

 一神教に対する理解だと思うのです」

社会学者

「一神教はかなり「あぶない」

 だが日本は、

 もっと「あぶない」

 では、どうする!?」

 

これが全部表紙の裏表に書かれていた文章です。

 

キリスト教の成り立ち、

資本主義の経過、日本には一神教が根付かない。

日本の教育思想、誰でも平等に教育を受けることが

日本の教育をダメにしている。

確かに変わらないと。

不登校がこれほど増えている事実だけをとっても、

子供のための手段を考えないといけないと思います。

一神教があぶないというタイトルはどうしてつけられたのか・・・

 


四旬節の黙想会

2018-03-22 20:53:56 | カトリック

四旬節の黙想会でした。

21日、春分の日だったので、参加者は多かったです。

聖堂いっぱいになりました。

テーマ「教皇フランシスコ 祈りとミッション」

ホアン・アイダル神父(イエズス会)

アルゼンチンの神父様で、教皇様がアルゼンチン御司教だったころに

指導を受けられたそうです。

それで楽しいエピソードをたくさん話してくださいました。

興和も意義がありましたが、エピソードが深い教えになっていました。

 

祈り

賛美の祈り 

聖イグナチオ「人間が造られたのは、主なる神を賛美し、敬い、仕えるため」

与えられた状況を賛美に変える

他者のための祈り

人を助けるために祈る

自分をどうしてくださいと言うのではない

イエスは常に他の人のために祈った

人のための祈りは聞き入れられる

祈りの識別が大切

私は何を望んで探しているか。

神が与えたいと思っておられるものに気付かず、

自分がほしものばかり言う。

 

ゆるし

ゆるすときは、忘れることや、傷がいえることは期待しない。

神のゆるし、人にもう一度チャンスを与えること。

相手がチャンスを生かすと信じ続けること。

ゆるしなしに人を愛することはできない

人はみな罪を犯すから。

神様はずっと私たちを許してくださっておられる。

聖霊は私たちより若い。

神の心は私たちの心ようり広い。

ミッションは常に聖霊の助け、聖霊とともに。

教皇様 人の問題を自分の問題として大切にする

    一人一人を大切にする、大切にする人を選ばない。

    リスクなしに人を助けることはできない

 

充実した黙想会になりました。

今年は深い四旬節を送っています。

 

桜に氷雨でした。

 

 

 


大分・平戸巡礼4日目

2018-03-19 16:24:59 | カトリック

田平教会にてミサ

世界遺産候補となる

正面に鍾塔がそびえている

円柱にはコリント風柱頭飾りが施されている。

鉄川与助のレンガ造りの集大成と言われている。

 

平戸ザビエル教会訪問

モスグリーンの外壁が美しい

柱頭のマーブル模様がモダンな感じ。

1930年委工事に着手した。

信徒の奉仕で建てられた。

紐差教会訪問

旧浦上天主堂が原爆で倒壊した後は

日本最大の天主堂だった。

ロマネスク様式で

内部にアーチと美しいステンドグラスがはめ込まれ、

鉄川与助の特徴である花柄が飾られている。

仏教的な空間を感じさせる

 

木ケ津教会訪問

永井隆博士の描いた十字架の道行き。

その後、平戸大橋を渡り、福岡空港へ。

大分県と、平戸と、雰囲気の違うキリスト教の世界を感じてきました。

得るものの大きな旅でした。