神田教会で講和がありました。
今日は、結婚式がなかったので、聖堂で行われました。
写真はお借りしました。
とても荘厳です。
1928年に建てられたそうで、戦災で焼けなかったのですね。
よかった・・・。
昨年訪れた、五島の古い教会を思い出しました。
正面のステンドグラスです。
高い天井まで、周囲にステンドグラスが並びます。
一つ一つの絵に聖書のお話がありました。
さて、講和ですが。
「天地創造の神についての信仰を、改めて問い直す」
神は人間を愛するがゆえに世界を造られました。
天地創造物語は、神が天地を造られて、すべて良し。
その壮大な宇宙の中に、人間を置いたという語りになっていますが、
視点を人間においてみると、
人間を喜ばせるために至れり尽くせりの神の姿が浮かび上がってくる。
何もない混沌というのは、原語では「無秩序・廃墟のようであった」と。
そこから人間のためにすべてを造られた。
人間のためにすべて良しと・・・。
旧約の神は怒れる神、新約の神は愛の神といいますが、
これだと初めから愛の神ですね。
ヨーロッパに伝わってから、神の姿が少しずつ変化していきました。
二ケア公会議の
「私は信じます。唯一の神、全能の神、天と地、見えるもの、見えないもの
すべてのものの造り主を」
の従来の神を信ずるのもよし。
愛する人間のために世界を作ってくださった神を信ずるのもよし。
というところだそうです。
90分の講和は大変興味深く時間のたつのも忘れるほどでした。
次の講和は、楽園の追放になるのでしょうか?
楽しみです。