ゆめひこう 

日々の思いを

○に近い△を生きる

2014-01-09 22:07:45 | カトリック

              


鎌田實さんの名前は知っていましたが、本や雑誌でも読んだことはありませんでした。

笑顔が素敵だと思っていましたが、笑顔の通りの本でした。

福島のこと、チェルノブイリのこと、イラクのことなど、

大変なことが書かれているのに、前向きな気持ちが読む人を

元気にさせてくれるようです。

学校教育は、長いこと、合ってるか、間違っているかをテストで決めて、

ランクをつけてきました。

いろいろな考えがあって良いと、子供たちに知らせる本です。

○と×以外に、たくさんの△があること。

ポプラ社だから、子供たちが読むでしょう。

でも疲れている大人にも、効き目があります。


「38億年前、単細胞の生命が誕生した。

それがオスとメスになったところから愛が生まれた」

という話と、

「人類の祖先は、アフリカのサバンナで生まれた。

好奇心の塊だった祖先のホモサピエンスは出アフリカに成功した」

私はこの2つの話が大好きです。

まだ、地球も生物も発展途上だなと思うからです。