ゆめひこう 

日々の思いを

江戸巡礼

2013-07-05 10:59:57 | カトリック
このところ巡礼づいています(*^_^*)

所属教会に集合しました。

100人近い人でした。

引率の方のお話を聞いてから何となくぞろぞろと出発です。

今はスイカがあるので、電車に乗るのもスムーズです。

初めは「札の辻」 江戸殉教者の碑があるところです。



ちょっと高台になっていて、庶民への見せしめのために高台で火あぶりの刑にしたそうです。

3代将軍家光がキリシタン迫害をしたそうです。

ここではイエズス会の神父さま。フランシスコ会の神父様、ジョアン原モンドをはじめ50人が処刑されたそうです。

今は都会のビルの中にあります。


辻が札の記念碑を作るという条件で大手開発会社が町を作ったそうです。

丘の上で同行の神父様が殉教についてお話し下さいました。

「信仰とは深いものであるが、人間は弱いものであるから、何か証拠になるものがないと信じにくい面がある。

 と言って、神について理屈でいろいろ説明されても、分かったようでやはり分かりにくい。

 ここに命をかけて神を信じた人がいたという事実。 殉教者。 あかし人ともいう。

 この人たちは神を信じることによって希望を持っていた。

 信仰をもつということは、希望を持つということ。

 神は約束をたがえない。

 今か、いつか、先か、分からないけれど幸せを約束してくださっている。

 殉教者はイエスが復活されたことを信じて、自らも永遠の命に向かって行った。

 信仰をもつということは、希望を持って生きることです」

木々の間から涼しい風が降りてきました。

わたしたちは思い思いの姿勢で、神父様のお話を伺いました。

町の喧騒と、100人くらいの信徒たちは、静かに胸の中にとどまっていた雰囲気でした。



神父様のお祈りに唱和しました。



それからまた地下鉄に乗って、高輪台まで行きました。

高輪カトリック教会を訪問しました。



みなさん待っていてくださって、強化の中や殉教者の資料などをていねいに説明してくださいました。



ふだの辻で処刑されたところの絵です。

何しろ4つの班にわかれたくらい大勢でした。

札の辻から一番近いカトリック教会なので、聖堂の前庭には

「江戸の殉教者の記念碑」を立て、毎年11月末に記念祭が行われているそうです。



信徒の方が用意してくださった、冷たい午後の紅茶がとても美味しかったです。

御馳走様でした。