スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

スパンエアー(Spanair)

2012-01-28 14:06:31 | 時事問題
昨晩遅く、スペインの航空会社・スパンエアー(Spanair)が倒産した。倒産の仕方もかなり劇的で、夜になって突然「資金繰りが付かず、安全性が保てなくなったので」全便の運行を取りやめます、という事であったらしい。予約客としては冗談ではないだろう。ちなみにスパンエアーはいわゆる格安航空会社などではなく、スペインの航空会社としてはれっきとした大手である。
http://www.afpbb.com/article/economy/2853946/8376942
Wikipedia「スパンエアー」
こちらの記載を信じるなら、スペイン第二の航空会社だったそうである。まあ日本でもJALが一回倒産したが、倒産の仕方はこっちの方が過激である。
http://www.airnewzealand.jp/star-alliance-spanair
で、この倒産はSAS(スカンジナビア航空)にも影響を与える結果になるらしい。詳細はこちら。
http://www.thelocal.se/38776/20120128/
提携していたのである。実際、SASでのアーランダからスペインまでの便では共同運航便の形を取った便(実際は機体にはSpanairと大書されている)であった。どうもかなりの金額の損失になるようだ。大丈夫なのだろうか。

*22時40分に追記--あのライアンエアー
ライアンエアー
が予約客の救済に乗り出したようである。以下参照。
http://www.ryanair.com/en/news/ryanair-launches-49-euro-spanair-rescue-fare
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ボストン・レッドソックス

2012-01-28 12:27:33 | 日記
ボストン出身のアメリカ人の同僚はレッドソックスのファンである訳なのだが、
岡島投手
では一番好きな選手は?と聞いてみた。彼が一番好きなのはナックルボーラーのティム・ウェイクフィールド(Tim Wakefield)投手
Wikipedia「ティム・ウェイクフィールド」
だという。自分もテレビで見た事があるが、見ていて楽しい選手である。フラフラ揺れるナックルボールだけを頼りに勝ち進む不思議な投手である。彼の特に好きなのは「ポストシーズンに入ると強い事」だという。確かにプレッシャーのかかる一発勝負の場面だと、この手の変則投手は攻略が難しいかも知れない。エースのジョシュ・ベケット投手は?と聞くと「インタビューの受け答えが嫌だ」と。また昔在籍した大エース、カート・シリング投手も「政治の話とかを好んでするところが好かない」との由。松坂については自分に相当気を使いつつも「どう考えても給料と成績が釣り合わない」と話してくれた。
自分からは松坂は日本にいた時から細かいコントロールがないと言われていて、かつ日本シリーズの様な短期決戦ではしばしば打ち込まれるケースが目立った事、またレッドソックスのライバルチーム、ボルチモア・オリオールズに中日のチェン投手、ソフトバンクの和田投手が加入し、この2人は恐らくレッドソックスの強敵となるであろう(特に和田投手はメジャーリーガーでも中々攻略が難しいだろう)と話しておいた。
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スリ注意

2012-01-27 23:16:02 | 日記
スウェーデンの治安は世界最高レベル!と観光ガイドにはだいたい書いてあるし、確かにそれは大体において正しいとも思うが、100%安全と言うわけではない。スリやら置き引きやらの話が皆無なわけでは全くないし、気をつけるに越したことはない。特に冬場は皆上着を着込んでモコモコした格好になるので、スリとしては仕事がしやすいかもしれない。写真はストックホルムのスリへの警戒を呼び掛けるポスター。中央駅には中国語バージョンも貼ってあった。
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Hamilton

2012-01-27 20:55:38 | 語学のこと
アメリカ人の人名でHamiltonという名前がある。この発音、日本人であれば誰でも「ハミルトン」と読むだろう。ところがネイティブのアメリカ人の発音を聞くと、何回聞いても「ハムルトン」にしか聞こえない。大げさに言えば「はんむぅるとぅん」とでも言う感じであろうか。英語ネイティブの人2人に聞いて同じように発音していたので、多分こちらが正しいのであろう。不思議なものである。
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誕生日

2012-01-27 17:57:00 | スウェーデン生活情報
職場でそろって誕生日を迎える人が3人いた。こちらでは大体「祝われる方がこの手の準備をする」のである。なのでこの3人がFIKAのお菓子を持って来ていた。そう言えば昨年のサヨナラパーティーの時にも、いなくなる人の方が色々持って来ていた。こちらの自腹で皆様に祝って頂く、という訳で何だか妙な感じである。考え方の違いなのであろうか。
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ディル

2012-01-26 22:50:43 | スウェーデンの食品
以前も一回紹介したディル(Dill)について。
ジャガイモその1
鹿肉ハンバーグその2
基本的にはハーブの一種である。スウェーデンのスーパーマーケットでは非常によく見かける。
Wikipedia「イノンド」
初めて味わって見た時から「何だか、どこかで味わった味だよな。。。」と思っていたのであるが、先日下写真の様にカップやきそばを作ってみて、ようやく気が付いた。青海苔の味に似ているのである。写真の如く、やきそばにディルをがっつりまぶして食べてみた(下に皿を敷いたのは水漏れを起したからで、深い意味はない)。なかなか美味である。皆様もお試しあれ。


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インドの言語その2

2012-01-26 22:24:48 | 語学のこと
インドには色々な言語がある!という話の続き。
インドの言語
その同僚の出身はインド東部のビハール(Bihar)州(仏教発祥の地である)だが、彼によると同じ東部でも言語がかなり違うらしい。彼の町は近隣のオリッサ(Orissa)州とは直線距離で400km程度しか離れていないのだが、そこでも言語が通じず、文字も「全く」違う、類推どころか読むことすらできない、彼に言わせれば「英語に例えるとABCと読むことすらできない」との事。
ある予測によれば2050年には世界のGDP順位は中国、アメリカ、インド、日本の順になるとの由。確かにインドはこれから大きくなるかも知れない。実際話を聞いていると「ヨーロッパ全体が一つの国になっている」様な印象である。ビハール州とオリッサ州を地図でご覧あれ。
Wikipedia「ビハール州」
Wikipedia「オリッサ州」
決してインド全体からみれば大きな面積を占めている訳ではない事が分かると思う。ではこれらの州の人口は幾つであろうか?ビハール州は8300万人、オリッサ州は3700万人である。ちなみにヨーロッパではスウェーデンが人口900万人であるが、大国と呼ばれる国でもドイツの人口が8200万人、フランスの人口が6500万人なのだ。この巨大国家と日本が今後どう付き合っていくのか、良く考える必要があると思われる。
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ギリシャ文字

2012-01-26 20:21:18 | 日記
ギリシャ文字のα、βなどを打ち込む時、日本ではいつも「あるふぁ」「べーた」と、日本語で打ち込んでは変換してきた。今日職場でギリシャ文字を打ち込む必要に駆られて、初めてどう入力するのかを知った。フォントをSymbolにすれば良かったのである。そして知ったのが、マイクロ(μ)がギリシャ文字のmであった事。ずっとuだとばかりだと思っていた。30歳台に入って初めて学ぶ事が多すぎる。大丈夫か自分。
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雪景色その3

2012-01-26 20:14:16 | 日記
今日もまた雪である。最近だんだん雪の日が増えた。1月下旬に入ってから雪景色になり始める。何とも不思議な天気である。雪自体は嫌いではないが、スウェーデンレベルの積雪量で済んでいるからかも知れない。先日北陸在住の友人にメールをしたら、向こうでは積雪が10mに達しているとの由。スウェーデンよりも過酷な環境かもしれない。
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総員玉砕せよ!

2012-01-25 23:10:13 | 書評・映画評など
「総員玉砕せよ!」(水木しげる、講談社文庫)をちびちびと読んでいる。水木しげる氏が「自分の本の中で最も読んでほしい本」と言っていたという事で、何となく買って持ってきた本である。一読して惹かれる様な本ではない。どちらかというと筆者が体験した戦場の地味な風景を淡々と綴っている本だからだ。90%は真実だという。
しかし何度も読んでいると次第に味わい深い本という印象に変わっていく。特に上層部の建前とメンツを守るために何十人もの兵士が死地に向かわされる場面、玉砕の地から本部に戻った軍医が参謀に命がけで抗議する場面は心に残る。真実というのはこういう物なのだと思う。
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