






そしてべーリック・ホールを出て。ここからがしばらく歩かなくてはならない。「山手イタリア山庭園」に向かうのである。途中に名門の進学校、フェリス女学院などを横に見つつ歩いていく。てくてくと歩いて行くと、山手イタリア山庭園に到達する。
ここに最後の2つの洋館が並んでいる。「外交官の家」(上から1・2枚目写真)と「ブラフ18番館」(3・4枚目写真)である。前者はもともと渋谷にあった外交官・内田定槌(うちださだつち)の家を移築したもので、1910年建築。アメリカ人建築家ジェームズ・ガーディナーの作である。後者はオーストラリアの貿易商バウデン氏の住宅として作成されたものをこれまた移築したもの。付近一帯はバラなどが植えられており、落ち着いた雰囲気であった。下から2枚目の写真は庭園にあったバラで、シェリー・メイディランドと言ってフランス産のバラである。この後は急坂を下って行って終わりとなった。最後の写真はJR石川町駅である。
Wikipedia「外交官の家」
Wikipedia「山手イタリア山庭園」
一日にも満たない旅行であったが楽しかった。たまには出かけてみるものである。