スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

ヤブカンゾウ

2014-07-31 20:38:19 | 日本の動植物
かなり蒸し暑い時期で、普通に歩いていても体力を消耗する日々である。そんな中咲いていた花。ヤブカンゾウという。
Wikipedia「ワスレグサ」
花びらがねじれているのか、一見グチャグチャに見えるので、最初見た時は「枯れかかっているのか?」と思ってしまったが、写真を検索するとこれでちゃんと咲いているらしい。世の中いろんな花があるものだ。

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自殺増加@スウェーデン

2014-07-29 23:19:31 | 時事問題
統計によると、どうも2013年にはスウェーデンで自殺者数が増えてしまっていたらしい。The localより。
http://www.thelocal.se/20140728/swedish-suicide-rates-hit-25-year-high
記事によると2013年にスウェーデンで自殺した人はちょうど1600人。特に15-24歳の層での自殺者数が増え、1989年以来の高水準になっているのだという。若者にストレスが多い状況になってしまっているのだろうか。不景気や失業率と完全には無縁ではあるまい。
が、ここで考え直して頂きたい。スウェーデンの人口は950万人、日本の人口は1億2千万人。スウェーデンの自殺者の率を日本の人口に当てはめて計算すると(1600÷950万×1億2千万)、大体2万人くらいになる。昨年減ったとは言え日本の自殺者数は2万7千人。この落差の激しさよ。英語版ウィキペディアを見たら、こんなページも見つけた。グラフを見ると、日本が突出して高いのが良く分かる。
Wikipedia「Suicide in Sweden」
スウェーデン時代に突然講習を受けに行くように呼び出され、何かと思って聞きに行くと、「Burn outしないためにはどうしたら良いか」という話をこんこんと聞かされた記憶がある。話の結論が「よく休息をとりながら働きましょう」で、何だかバカバカしくなってしまったのであるが(日本人基準からすると、スウェーデン人は既に十分すぎるくらい休息している!)、日本は日本で対策が遅れ過ぎな気もする。実際自殺で貴重な戦力を失ってしまったりすれば、これは休み休み働くよりもよほど組織に与える損害は甚大ではなかろうか。
夏休みに向けて
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食肉消費期限切れ問題

2014-07-28 21:56:33 | 時事問題
中国の工場が消費期限切れの肉を出荷するなどしていたと報じられ、この肉を使用していたマクドナルドなどが打撃を受ける事態に発展している。
Wikipedia「食肉消費期限切れ問題」
こちら、確かにトンデモな事態ではあるのだが、報道を見ていて思ったのが「これは別に中国だけの特殊な現象ではない」と言うこと。ヨーロッパでも2013年にルーマニアで殺された馬の肉が「牛肉」と偽って販売され、ヨーロッパ全土を巻き込んだ大騒動になった事件が起きたのだ。
馬肉騒動
IKEAミートボール馬肉問題
今後何にしても国内で販売する製品を海外に発注する事は増えることはあっても減る事はないはずで、今回の件で特定の国を批判するよりも「どの国を相手の取引でも発生しうる事態」との前提で対策を練る方が現実的と思われる。
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異国での生活

2014-07-28 01:12:50 | 考えてみたこと
アジア圏の某国で数年生活していたという方と話をした。異国での生活体験というのも難しいものである。その方もそうなのであるが、今の自分にとって海外経験が本当にプラスになっているのかどうか、今だに自分には測りかねると言うのが正直なところ。特に幼少期に渡航して数年を過ごした方の場合、帰国後にいじめにあってしまったり、言語面でのハンディが残ってしまったり(幼少期アメリカで育ち、帰国後に漢字の書き取りが極端に遅れてしまったという方も知っている)と、海外生活さえなければこんな目に会う必要はなかったのに!と思う事も決して少なくない様だ。そうなると今度は、これだけ苦労したなら何かその分海外の経験をプラスに転じる面がなくては!という考えも持ってしまうところ。
ただ今、思うのは無理に「海外での生活経験を生かそう!」などと力む必要はないのではないかと言う事。放っておいても自分は「少しスウェーデン人化」した日本人であり、目の前の課題に必死に取り組んでいれば、いつかそれが何らかの形で実を結んだりするのではないかと思うのだ。スティーブ・ジョブス言う通り、「先を見越して点をつなぐ事はできない。振り返ってからつなぐ事しかできない」なのである。
something good, something bad
子供と言語その2
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アベリア

2014-07-26 01:05:15 | 日本の動植物
道端などで良く植木として植えられ、最近花を咲かせているのがこちら、アベリアである。
Wikipedia「アベリア」
良く道端に植えられている理由の一つは「排気ガスなどの大気汚染に強い」からだそうな。逞しい花である。

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猛暑@スウェーデン2014その2

2014-07-26 00:37:07 | 時事問題
先日、スウェーデンの気象庁が気温の上昇を予報した話を書いたのであるが、
猛暑@スウェーデン2014
どうもその後、本当に冗談にならない状況になってきている様である。検索すると、7月25日午後5時(現地時間)でのストックホルムの気温は何と32℃。北国とはとても思えない気温である。
かくてあちこちで悲鳴が上がってきている次第。The localより。
http://www.thelocal.se/20140724/heat-buses-airconditioning-sweden-stockholm
http://www.thelocal.se/20140725/swedish-police-files-report-hot-office
ストックホルム市内でバスの車内が暑くなりすぎて大量のクレームが来ているという記事が1本目。当然ながらストックホルムのバスにクーラーなぞついていようはずがない。そして警察署でも建物の中が熱くなりすぎて勤務が大変な事になっているというのが2本目。確かにスウェーデンの建物は保温には万全の注意がはらわれているが(たいてい窓は2重になっている)、風通しの良さなど、涼を得る工夫と言うのは今一つである。あの中で猛暑を食らったら、本当に生命に危険を感じるであろう。大体そうでなくても太陽が夜遅くまで照りつける季節なのだから。。。
日の出と日没その16
日本の猛暑も困りものだが、普段全く暑さに備えがない国での猛暑というのもまた困りものである。早くいつもの気候に戻ってほしいところ。
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桔梗

2014-07-23 23:04:24 | 日本の動植物
最近咲く花はこちら、桔梗である。
Wikipedia「キキョウ」
ポピュラーな花ながら実は絶滅危惧種らしい。古くから知られる花で、あの明智光秀が家紋にした事でも有名である。
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猛暑@スウェーデン2014

2014-07-22 23:04:52 | 時事問題
日本は大雨があったりして何とも天候不順な夏であるが、スウェーデンはどうやら中々に暑い日々の様である。The localより。
http://www.thelocal.se/20140722/swedish-weather-agency-issues-first-ever-heat-warning
予報によればこれからスウェーデンの多くの場所で気温が上昇し、場所によっては25-30℃、そして夜間でも気温が20℃より下がらないところも出るだろうという話。何と言っても今夏は、スウェーデンの北部で最高気温の記録を塗り替えたところも出たそうなのである。スウェーデンとしたら猛暑であろう。
と書くと、30℃そこそこで猛暑なんて日本の夏に比べればぬるい!と思われるかも知れないが、スウェーデンの30℃と言うのもキツいものである。空気が乾燥した中で気温が上がっていくので、乾燥で喉がガラガラになるのだ。自分が渡航した直後の2010年の夏が猛暑だったが、この時も随分苦しんだ記憶がある。
熱帯夜
熱帯夜その2
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号泣交渉

2014-07-22 20:54:42 | 日記
兵庫県の西宮の野々村氏なる市議が使途不明金を記者会見で追及され、会見中に号泣、絶叫したという事件がちょっと前にテレビを騒がせていた。職場で「この号泣を交渉の時とかに利用できないか」という話題が出た。自分が「仕事でどうしても必要な事があった時、上層部に向かって『この仕事はーッハッハッハッハー、どうしてもーウワーハッハ、必要なんですーアッハッハッハーー!!!!!!』と絶叫して交渉したら結構要求が通ったりしないだろうか?」と言うと、周囲が一斉に無言になった。「いや、あんたがそれをやったら、上層部は全員が黙りこむと思うよ。。」。自分はいったい、この職場でどういうキャラクターとして認識されているのだろうか。
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アナと雪の女王

2014-07-21 22:37:09 | 書評・映画評など
気付けば大ヒットになっていたのが「アナと雪の女王」である。街を歩けば至るところにグッズがあふれ、写真の如くついにミネラルウォーターにまで登場した。ディズニーも今頃笑いが止まらない事であろう。
Wikipedia「アナと雪の女王」
で、先日ブルーレイ版が出たので見てみた。北欧暮らし体験者としては、どうしても舞台が北欧なところに最初に目が行ってしまう。冒頭にはいきなり夏至祭のポールが登場するし、上写真のアナが着ているのも北欧風の民族衣装(恐らくはサーメ人の)である。お城があるのもどう見てもノルウェーのフィヨルド(最初エルサが水の上を走って行く時に日本語では「湾が凍るぞ!」となっているが、英語版を見ると「フィヨルドが凍る!」になっている)である。何よりヘラジカの名前「スベン」も雪だるまの名前「オロフ」ももろに北欧風の名前である。あらすじからすれば北欧を舞台とすべきなのだろうが、住んだ経験のある人間からすれば何とも言えぬ気分になる。
ただ全体として見た時には非常に良くできた映画と言える。脚本も良く練られているし、歌も良かった。日本では「アナ雪」の愛称で知られる様になったが、英語版の題名は極めてシンプル「Frozen」である。恐らくは翻訳も相当練ったのではなかろうか。題名が「凍結」ではヒットしようもないだろうから。。間違いなくお勧めである。まだ見ていない方、是非一度ご覧あれ。
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