で、ヴェルサイユの話をしているうちに思い出した。最近パソコンのファイルを整理しているうちに、今年の4月にフランスに行った時のヴェルサイユ宮殿の画像が追加で出てきたのである。ちょっと貼っておく。また例によってズレズレだが。以前にアップしたところの3枚続きバージョンである。宮殿を背中にして、庭園を見た時の風景である。
http://blog.goo.ne.jp/ponpon_001_002/e/841aefee2feeb701fc3c235f22177d0c


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庭園には花や木があちこちに植えられ、花が咲いて美しい。写真は庭園側から見た宮殿である。こんな場所で暮らせるのであれば、なかなか離れたくなくなるのも道理であろう。
革命勃発後、国王一家は襲撃、監禁されてしまう。その後二度とこの宮殿に足を踏み入れることは無かった。やがて王もアントワネットもギロチンの露と消える。この宮殿も一度は酒場になったという。今は静かに時が流れる場所である。皆様も訪れた折には、宮殿本体よりもむしろ庭園を、のんびりとあちこち歩き回ることをお勧めする。
革命勃発後、国王一家は襲撃、監禁されてしまう。その後二度とこの宮殿に足を踏み入れることは無かった。やがて王もアントワネットもギロチンの露と消える。この宮殿も一度は酒場になったという。今は静かに時が流れる場所である。皆様も訪れた折には、宮殿本体よりもむしろ庭園を、のんびりとあちこち歩き回ることをお勧めする。
当時の流行もあったが、彼女はどちらかと言えば簡素な田舎趣味を好んだとされる。写真は彼女が宮殿の近くに作らせた村落。質素そうな村落であるが、スウェーデンに残る古い農家などと比べると、可愛らしく作られていることが分かる。近くには実際に畑も作らせ、そこで耕作をさせてその作物を食べたりもした。趣味としては悪くないかもしれないが、国が置かれた状況を考えると、もうこんな事をやっている場合ではなかった。
もともと財政赤字が続く中でアメリカ独立戦争に介入、国庫は危機的な状況にあったのだ。さらに不作による飢饉が加わる。国の歳入は5億リーブル、財政赤字の総額は45億リーブル。しかし国内の富裕層は免税の特権をもち、税金を徴収できない。国王は特権階級に課税をして乗り切ろうとするが、既得権を握る特権階級の猛烈な反発にあって中々改革は進まない。その為、非特権階級を含む全身分から代表を抽出して議論をするという形--これで特権階級を牽制できるはず--を国王は考え出すのだが、今度は議決の方法を巡って堂々巡りの議論となり、最後は非特権階級の不満爆発を引き起こしてしまう。フランス革命である。
もともと財政赤字が続く中でアメリカ独立戦争に介入、国庫は危機的な状況にあったのだ。さらに不作による飢饉が加わる。国の歳入は5億リーブル、財政赤字の総額は45億リーブル。しかし国内の富裕層は免税の特権をもち、税金を徴収できない。国王は特権階級に課税をして乗り切ろうとするが、既得権を握る特権階級の猛烈な反発にあって中々改革は進まない。その為、非特権階級を含む全身分から代表を抽出して議論をするという形--これで特権階級を牽制できるはず--を国王は考え出すのだが、今度は議決の方法を巡って堂々巡りの議論となり、最後は非特権階級の不満爆発を引き起こしてしまう。フランス革命である。
次第に彼女はこの宮殿での生活にのめりこんで行く。この宮殿も彼女好みに色々と改装されていく。写真は1778年に完成した「愛の神殿」。彼女にも愛人ができる。スウェーデンの貴族、ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン。フェルゼンと彼女はしばしばここで逢瀬を重ねたとされる。中央にはキューピッドの像が置かれていて、その題は「ヘラクレスの棍棒を削って弓を作る愛の神」なのだそうな。
しかしながらポンパドゥール夫人は42歳という若さで亡くなってしまい、結局この宮殿の完成を見ることは無かった。この宮殿をこよなく愛し、住んだのは皆様ご存知マリー・アントワネットである。ハプスブルグ家のマリア・テレジアは宿敵プロイセンと対抗するためにフランスとの同盟を選び、娘のアントワネットをブルボン家に嫁がせた。
アントワネットが嫁いだ時、彼女は14歳。あのヴェルサイユに一人放りこまれた訳である。夫婦仲も最初はあまりはかばかしくは無かったらしい。宮殿内部の陰謀や勢力争いに巻き込まれて傷つく経験もした。彼女がヴェルサイユを遠ざけ、この離宮に籠もりがちになったとしても、彼女を責められまい。写真は宮殿の内部。宮殿というよりも、品のいいアパートと言った雰囲気である。
アントワネットが嫁いだ時、彼女は14歳。あのヴェルサイユに一人放りこまれた訳である。夫婦仲も最初はあまりはかばかしくは無かったらしい。宮殿内部の陰謀や勢力争いに巻き込まれて傷つく経験もした。彼女がヴェルサイユを遠ざけ、この離宮に籠もりがちになったとしても、彼女を責められまい。写真は宮殿の内部。宮殿というよりも、品のいいアパートと言った雰囲気である。
次いで小トリアノン宮殿(Domaine du Petit-Trianon)である。ルイ15世の愛妾、ポンパドゥール夫人のために建てられた離宮で、これは完全に個人の小さな屋敷と言った風情である。宮殿本体よりもむしろ庭園が見所かもしれない。可愛らしい場所である。
写真が内部。とりあえず自分がヴェルサイユかトリアノンかどっちかに住めと言われたら、こっちを選ぶだろう。全体に部屋も採光が良く、明るい感じがする。内部も金色の光り輝く装飾ではなく、簡素な白色が多い。住んでいて落ち着く感じはある。
この宮殿も簡素ではあるが、十分綺麗な宮殿である。庭園には花が咲き乱れていた。大理石のピンクと調和している。執務と居住だけするのであれば、この宮殿で十分であっただろう。ただ、それでもスウェーデンの一般的な建物よりは豪華であるが。
ついで訪れたのは大トリアノン宮殿(Grand Trianon)である。こちらもルイ14世が作ったもの。ピンク色の大理石で作られた宮殿で、ヴェルサイユと比べると大分簡素で小ぢんまりした印象である(というよりもヴェルサイユがちょっとおかしいという方が正確であろう)。ルイ14世の最晩年の愛妾はここに住み、ルイ14世も彼女と一緒にここで憩うことを好んだという。当たり前であろう。あのヴェルサイユで四六時中暮らしていたら神経がおかしくなる。
この宮殿も後々まで使われた。後にナポレオン1世も使用している。
この宮殿も後々まで使われた。後にナポレオン1世も使用している。