スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

江戸川橋周辺その22

2016-06-20 00:28:53 | 日本国内旅行(東京・江戸川橋2016)
神田川沿いの道に出る。もう夕暮れが近い。遠くにホテル椿山荘の建物がそびえている。
あとはこの道を歩き、最後の目的地に向かうのみ。椿山荘の庭園である。歩いていくと左手に下写真の様な門が。言わずと知れた椿山荘、庭園の入り口である。
Wikipedia「ホテル椿山荘東京」

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江戸川橋周辺その21

2016-06-20 00:20:59 | 日本国内旅行(東京・江戸川橋2016)
この公園の脇に写真の様な建物が佇んでいる。松聲閣(しょうせいかく)といい、細川家の学問所であった場所である。もともとは大正期に建てられた建物だったそうだが、耐震建築の問題などがあり再工事に。ごく最近にリニューアルオープンしたばかりであった様である。
建物内部も改装されたとはいえ風情が残る。入り口にはくまモンのぬいぐるみが置かれ、熊本地震への募金を呼び掛けていた。いくばくかのお金を出し2階へ。2階からの景色が下右写真である。
熊本地震

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江戸川橋周辺その20

2016-06-18 23:51:35 | 日本国内旅行(東京・江戸川橋2016)
芭蕉庵を出て神田川沿いにしばらく歩くと写真の黄色い壁が出てくる。地図を見ると「新江戸川公園」とあるが、一般にいう公園のイメージ、滑り台があって砂場があって。。というものとはまったく違う。写真のとおり広大な池を有する日本庭園、しかもかなりの広さである。
Wikipedia「新江戸川公園」
何を隠そうこの公園もまた細川家の江戸屋敷の一部だったのである。池はこの付近に出る湧き水を使用したものらしい。要するにこの公園、裏の山、その向こうにある永青文庫、その奥にある学生寮(和敬塾)に至るまでが細川家の屋敷だった訳で、どれだけの広さであったのであろうかとしばし感慨に浸るのみである。池は回りを歩いて回れるようになっており、和装姿の女性が何人か集団で訪れていた。

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江戸川橋周辺その19

2016-06-18 23:34:21 | 日本国内旅行(東京・江戸川橋2016)
坂を下り切って。左手に現れるのが関口芭蕉庵である。
Wikipedia「関口芭蕉庵」
昔松尾芭蕉が江戸で4年間だけ住んでいたという住居の跡である。神田上水の改修工事にかかわった時に住んでいたそうな。一般に芭蕉庵の名で知られているのは江戸・深川の住居の方だった(芭蕉が俳句の道に本格的に入ってから居住したのはこちらの方である)が、深川芭蕉庵は明治維新のドタバタに紛れてもう存在していない。もっともこちら関口芭蕉庵も現在は庭園と池が残るだけで、建物は後から建て直されたものである。池の周りを一周して出てきたのみで終わった。

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江戸川橋周辺その18

2016-06-18 23:25:30 | 日本国内旅行(東京・江戸川橋2016)
永青文庫を出てからさらに道を歩くと随分急な下り坂になる。これが胸突坂である。登る特に膝が胸を突く様になるから、であろうか。
Wikipedia「胸突坂」
坂と言っても階段である。坂の下には小さな神社があり、これは水神社と行って神田川の守り神だったそうな。
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江戸川橋周辺その17

2016-06-17 00:54:52 | 日本国内旅行(東京・江戸川橋2016)
さて永青文庫の本館である。どうも元々は細川家の屋敷の事務室として使われていた建物らしい。この建物も非常に古めかしい建物である。ただエレベーターだけは新型のものに付け替えられていた。
こじんまりとした展示である。茶器や掛け軸、書などの展示がある。海外から来る人も多いようで、階段の踊り場にはフランスのアンドレ・マルロー氏がこの美術館を訪れた際の写真が展示されていた。
残念ながら自分は茶器などは詳しくないので、見てただ雰囲気を感じるのみである。それでも700年の血統の持つ「重み」の様なものを多少なりとは感じられたかな、とは思う。
Wikipedia「アンドレ・マルロー」
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江戸川橋周辺その16

2016-06-13 00:39:59 | 日本国内旅行(東京・江戸川橋2016)
永青文庫に到着である。古い建物である。

さて、細川家である。細川家と聞いて皆様が最初に連想するのは誰であろうか。まず何といっても第79代の内閣総理大臣、細川護熙氏が挙げられよう。ちなみに永青文庫の理事長も務めている人物である。あとは少し歴史に詳しい方ならば戦国時代を生きた悲劇の女性、細川ガラシャの名前が出てくるかも知れない。
Wikipedia「細川護熙」
Wikipedia「細川ガラシャ」

しかししかしである。さらに歴史に詳しい方ならば応仁の乱(1467年)の東軍総大将が細川勝元であることをご存じであるに違いない。彼もまた細川家の一族である。そう、細川家は実に700年以上も続く日本でも屈指の名家なのである。700年である。700年続く貴族の一族、となると世界のレベルでみても屈指の存在ではあるまいか。
Wikipedia「細川勝元」
ちなみに細川護熙氏からどうも「細川家=熊本」のイメージがあるが、実際には細川家が熊本に入ったのは加藤忠弘(加藤清正の子)が肥後熊本藩主を改易になってしまった後、江戸時代に入ってからの話である。加藤清正は有名な人物であるが、彼の子孫はわずか1代後に熊本を追い出されてしまったのだ。
Wikipedia「加藤忠広」

細川家は実に興味深い人物を多数生み出している。特に戦国時代を生き抜いた細川藤孝(幽斎)、細川忠興の父子は両者とも波乱万丈の人生を送り、その話はいくら読んでも飽きることがない。是非ウィキペディアだけでもご覧あれ。なお忠興はガラシャの夫である。
Wikipedia「細川幽斎」
Wikipedia「細川忠興」

話が大幅にそれてしまった。永青文庫は1950年、細川家の当主細川護立(細川護熙の祖父)による設立である。これまで細川家に伝わってきた美術品などを集めて展示している。小さいながら雰囲気を感じさせる場所である。
Wikipedia「細川護立」
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江戸川橋周辺その15

2016-06-08 00:28:54 | 日本国内旅行(東京・江戸川橋2016)
野間記念館を出て、そのまま道なりに直進する。次なる目的地は永青文庫である。肥後藩・細川家の収集品を集めた美術館である。
Wikipedia「永青文庫」
上を見つつ歩いていると、写真の様な小さな看板が。ここを左折し細い道を直進して行くと着くらしい。いざ出発である。細い道であったが、歩き出してみると意外に人通りは多い。どうやら皆目的地は一緒のようである。道の右手には学生寮のような建物が並んでいたが、後で調べればこの寮もどうやらかつての細川家ゆかりの建物らしい。相当に大きな江戸屋敷をもっていた大名であったようである。
Wikipedia「和敬塾」
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江戸川橋周辺その14

2016-06-06 00:44:10 | 日本国内旅行(東京・江戸川橋2016)
教会を出た後に道路を渡る。椿山荘を過ぎて、すぐに左手に現れるのが野間記念館である。講談社の創業者、野間清治が収集した美術品を元にした記念館である。
Wikipedia「野間清治」

この時にちょうどやっていたのは村上豊の作品展であった。村上豊、と名前だけ聞いても誰だか分からない方も多いかも知れないが、googleで「村上豊」と入れて検索して頂ければ作品が見れる。一目見れば皆さまも「ああー!」と思われるのではあるまいか。連載小説の挿絵などを良く書いておられた画家さんである。
Wikipedia「村上豊」

それほど大きな美術館ではないので、すぐに見て回れる。庭には大きなベニバナトチノキの木が植えてあった。
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江戸川橋周辺その13

2016-06-06 00:22:47 | 日本国内旅行(東京・江戸川橋2016)
そしてこの泉の方向から教会を見返してみると、これまた独特の味のある風景である。カリヨンのある塔も独特の形である。興味深い建築であることは海外の教会にも劣るまい。

こちら自分も調べてみるまでこんな建築が東京にあること自体を知らなかった。意外と日本人が日本を知らないというか、日本の魅力に気付いていない場合は多いのではあるまいか。一見の価値はあると思う。

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