スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
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インドの言語その2

2012-01-26 22:24:48 | 語学のこと
インドには色々な言語がある!という話の続き。
インドの言語
その同僚の出身はインド東部のビハール(Bihar)州(仏教発祥の地である)だが、彼によると同じ東部でも言語がかなり違うらしい。彼の町は近隣のオリッサ(Orissa)州とは直線距離で400km程度しか離れていないのだが、そこでも言語が通じず、文字も「全く」違う、類推どころか読むことすらできない、彼に言わせれば「英語に例えるとABCと読むことすらできない」との事。
ある予測によれば2050年には世界のGDP順位は中国、アメリカ、インド、日本の順になるとの由。確かにインドはこれから大きくなるかも知れない。実際話を聞いていると「ヨーロッパ全体が一つの国になっている」様な印象である。ビハール州とオリッサ州を地図でご覧あれ。
Wikipedia「ビハール州」
Wikipedia「オリッサ州」
決してインド全体からみれば大きな面積を占めている訳ではない事が分かると思う。ではこれらの州の人口は幾つであろうか?ビハール州は8300万人、オリッサ州は3700万人である。ちなみにヨーロッパではスウェーデンが人口900万人であるが、大国と呼ばれる国でもドイツの人口が8200万人、フランスの人口が6500万人なのだ。この巨大国家と日本が今後どう付き合っていくのか、良く考える必要があると思われる。
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