南仏旅行その11 夜の旧市街

海岸をフラフラした後、夜の旧市街を少し歩いて抜け、ホテルへと戻った。ニースの治安は悪くないと観光ガイドには書いてあるが、やはり日が落ちると若干人通りが減り、ちょっと怪しげな人が増えるのは間違いない。用心に越した事はなさそうである。
上写真は城跡公園の上に見える満月。クリスマス休みの名残なのか、まだ町のあちこちに電飾が残されている。適当に写真を並べてみた。

南仏旅行その10 地中海の夕日

結局小さな店に入ってダラダラと夕食を食べ、気付けばすっかり日が暮れかかっている。海岸沿いを歩いて見た。地中海に夕日が沈んでいき、実に美しい。思えばバルセロナは西側が山なので、夕日が海の方に沈んでいく形にはならなかったのだ。ニースの場合は水平線一帯が夕日に染まって行く。やがて日が落ちる。海岸沿いの道路は結構車の交通量が多く、遥か遠くまで続く道へ車が次々に走って行く。写真の様にこの道路の海側には椰子の木が並んでいる。このため遠くの道路を見ると、車のライトが椰子の木の間を抜ける度にチラチラとまたたく様に見えるのである。非常に小さな電飾が横一列に隙間なく並んでチカチカ光っている様な景色、と言えば良いだろうか。一見の価値ありの光景である。
思えば芸術家が集まったのもここの自然に惹かれて来たのである。ニースで最も見るべき観光名所はこの自然かも知れない。

南仏旅行その9 ニース旧市街

シミエ地区から戻り、旧市街へ。そろそろ夕食の時間である。良さそうなレストランを物色しながらぶらぶらと歩いて見る。ニースの中でも古い地区で、入り組んだ路地に店が並ぶ。町並みはカラフルで、これが夕日に当たると中々美しい。適当に写真を撮って見た。下写真の1番左はミゼリコルド礼拝堂(Chapelle de la Miséricorde)、2枚目がオペラ座、3枚目は旧市街の中心、サレヤ広場(Cours Saleya)である。朝の花市が有名である。天気が晴れていたせいもあるが、同じ狭い路地でもバルセロナのゴシック地区よりは明るく陽気な印象である。