スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

南仏旅行その28 フラゴナール工場

2012-01-19 20:56:47 | 旅行(フランス・ニース2012)
工場内部を見学して見る。何と見学は無料だった。ただしガイドは英語である。興味深い展示が多いので、一回見てみることをお勧めする。
映画にも出てきた香水の蒸留装置が上である。映画でも「大量の花を蒸留して、得られる香水はほんの少し」という場面があったがこれは事実で、実際ある種のバラだと1㎏の香水を得るために3.5トンの花を必要とする事もあるとか。
下左1枚目の写真は香料の原材料当てテスト。上に並んでいる白い香料を原材料の写真の上に置きなさいというテストで、自分の正答率は5割であった。意外と難しい。ちなみに一番右上の写真はリコリスである。調香師という仕事についても説明された。特殊な学校に入学し、匂いの成分(1000種類以上)を全て記憶しなくては勤まらないとの由。風邪を引くのも厳禁で、なかなか大変な様だ。現在働いている調香師は殆どフリーランスで、必要に応じて企業と契約して香水の配合を作り出すそうだ。一匹狼で働けるのは良い点かも知れぬ。
内部では香水、石鹸、クリームなどを作っている。中には全日空の機内販売用の商品もあるとの由。工場内部には全体に人が少なめな印象であったが、これはまだ正月休みの影響だと言われた。
さて、無料で見学出来て良かった!と思っていたら最後はしっかり直売店に案内された。別に強制はされなかったが、大体の場合は元々そういう方向に興味のある人が見学に来ている訳で、多くの人は商品を買い入れて工場を出る。ちなみに宣伝パンフレットには右から2枚目写真の様に、しっかり日本語のものもあった。
最後の写真は工場を出た後に見えたエズの全景。バスに乗り、ニースに戻る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南仏旅行その27 フラゴナール工場

2012-01-19 20:15:08 | 旅行(フランス・ニース2012)
村から下りて歩けば工場はすぐである。大型バスでも出入りできる大きな入口で、建物までは結構歩く。
ここでフラゴナールについて少し。
Fragonard
南仏で香水と言えば、有名なのはカンヌ近郊のグラース(Grasse)という町である。映画が好きな方であれば、2007年に公開された「パフューム ある人殺しの物語」という映画を思い出されるかも知れない。個人的にはこの映画は中々好きなので、まだ見ていない方は是非一回ご覧あれ。
Wikipedia「パフューム ある人殺しの物語」
フラゴナールはグラースで生まれた会社である。いわゆる同族企業で、現在は4代目だという。グラースでフラゴナールというと、画家にもフラゴナール
Wikipedia「ジャン・オノレ・フラゴナール」
という人がいるのだが、彼はこの一族の一人だそうである。
下左写真は建物。ただしこちら側は出口で、入口は更にこの裏側である。入口に着くと下右の様に香水作りの機具が色々と並んでいる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする