あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

三叉神経痛の薬で副作用

2019-09-18 23:45:50 | 健康
 
それは今年の春先の事だった。
頭が痛い…というか、顔の右側上部に限るのだが
なんというか、チクチクとでも言おうか
夫に言わせれば顔の皮膚を引っぺがされるような痛みだと言う。
 
頭部と言えば脳梗塞の再発か!!それしか思い浮かばずに
いつものホームドクターのとこへ行って診てもらった。
でもそこは内科循環器科であって、決して脳関係ではないので
専門医に診てもらうのが確実だなと大きい総合病院へ紹介状を書いてもらう。
 
 
ゲンノショウコの花
 
結果、三叉神経痛…聞いた事はあったけど
果たしてどんな神経痛なのか。
調べたところによれば、三叉神経痛とは顔に痛みのでる病気で
顔の感覚(痛い、触った、冷たい、熱いなど)を脳に伝える神経が三叉神経という。
多くは血管による神経の圧迫が原因で、その神経の始まりの脳幹から出てすぐのところで
血管(動脈や静脈)が三叉神経を強く圧迫して血管が拍動する事により
神経に強い刺激が加わり痛みを引き起こしているらしい。
 
ともあれ、三叉神経痛と判明して、治療法には二通りあって
ひとつは内服薬で、もうひとつは手術!
これは内服薬が効かなかった時に行われるけど
取りあえず内服薬で様子を見ましょうって事になったのは
この春先の事だった。
 
三叉神経痛の薬には副作用として
痛みを抑え、気持ちの高ぶりや脳の過剰な興奮を制御し
発作を抑える効果があるのだが
反面、眠気や注意力・集中力・反射運動能力などの低下があるので
自動車の運転や棄権を伴う機械の操作など
アルコールも控えなくてはならない。
他にはグレープフルーツや西洋オトギリソウなどの
含有食品は取らないようにしなければならない。
 
いつも夫と一緒に病院へ行ってるので
病院内に入ってるドトールで390円のモーニングを食べて
ひと息ついて来るのが楽しみでもあった。
 
 
 
医師によればふらつきなどもあるから気を付けてねって言われてたけど
それほど重大な事とは思っていなかった。
 
最初朝夕一錠ずつ飲んで様子を見て
それで痛みが出ないようだったら、続けて飲むようにするので
一週間後にまた診察があり、同じ薬を一か月分もらって事になり
薬局によって同じ成分の薬でも夫の体に合わなかったのか
5月の連休に体中に発疹が出来て、何か悪いものでも食べたのか?
 
病院で診てもらったら薬疹との事で
どうも上手く薬と付き合えなくて数カ月。
時にはふらつきどころか立てなくなってしまった事も何度かあり
何度脳梗塞の再発かと思ってしまった事もあったが
何度かの通院で、ようやく夫の体に合った薬というか
飲み方が決まった。
 
今までは一日二回朝晩と飲んでいた薬を
常時痛いわけではないので、痛い時にだけ飲むようにとの医師の指示で
そのようにしたところ強い眠気やふらつきもなくなり
ふらつきどころか立てなくなるという事もなく
ようやく安定した生活が出来るようになった。
 
 
 
今まで薬が体に合った効能で、体に合った飲み方なのか
薬でそんなことになった事がなかったので
本当にどうかしてしまったのかと不安だった。

三叉神経痛は命にかかわるものではないけど
痛みの場所によっては、けっこう重篤な障害を受ける事がある。
今回の事で医師に聞いてみたり自分で調べてみたりして
本当に勉強になった。
 
 
 
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